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【海外】チン首相が日本との関係強化に言及

(C) VNEXPRESS

日本を公式訪問中のベトナムのファン・ミン・チン首相は、経済を柱として日越両国が今後協力関係を更に促進させていくべき6つの分野について言及した。

11月22日から25日にかけて日本を公式訪問しているファン・ミン・チン首相は、日本のメディアの取材に対して、日本とベトナムの関係は、COVID-19の感染拡大によってもたらされた問題はあるにせよ、非常に良好な素晴らしい発展段階にあると評価していると答えた。

チン首相は、日越両国の伝統的な友好関係を効果的に活用するために、6つの分野で両国の相互関係を強力に促進することを提案している。1つ目は、COVID-19感染拡大の中で引き続き経済協力関係を柱として、まずは2国間貿易に焦点を当て、両国の商品がお互いの市場に参入しやすい条件を構築し、それによって両国の企業の回復を後押しするというものだ。チン首相はまた、日本からの金融資本、投資資本、ODAを誘致するために最大限の優遇条件を提案したいとしている。

チン首相が提案した6分野の2つ目は、医療分野での協力で、具体的には医薬品やワクチンの製造技術の移転や、終末期医療施設の能力の強化を挙げた。次に挙げたのが教育訓練、人材育成、科学技術分野における協力促進と地域交流や文化交流の促進だ。

残りの3つの分野には、旅行・観光分野や国防分野が含まれており、両国にとって重要な国際的、地域的な問題に関する緊密な協力関係の構築を提案した。

チン首相は、日本の岸田新首相が公式に招待した初の外国の首脳となれたことを光栄に思うと述べた。

菅前首相と日越友好議員連盟の二階会長との会談において、ファン・ミン・チン首相は、日本はベトナムにとって最も重要な戦略的パートナーであり、今後も両国の戦略的パートナーシップは、双方の高い政治的信頼性の基づいて、あらゆる分野でさらに強力に発展し続けるだろうと述べた。チン首相はまた、菅前首相が以前にベトナムへの輸出を促進したいと約束していた日本産の温州みかん輸出式典にも参加した。

訪日期間中にチン首相は、日本の岸田首相との会談をはじめ、衆参両議院の議長との面談をおこない、投資促進会議に参加し、両国の各企業による協力文書署名式典に出席する予定となっている。

現在、日本はベトナムの教育訓練分野への最大の無償援助国の一つである。また、日本はベトナムにとって労働力輸出の潜在的な市場である。日本は2022年以降、ベトナム人を含めた外国人労働者とその家族の無期限滞在を認めることを検討している。

出典:23/11/2021 VNEXPRESS
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