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【新型コロナ】オミクロン株によりマンションを一時封鎖

(C) VNEXPRESS

オミクロン株によるクラスターの疑いにより、ホーチミン市1区ベンゲー街区は、グエンズー通りのマンションを一時的に封鎖し、2月21日正午になって、封鎖を解除した。

2月21日の午前7時、グエンズー通り89-91番地にあるマンションの一か所しかない出入り口が当局によって一時的に封鎖された。入口では2人の警備員と警官が住民の出入りを制限した。その後、何人かの市民が親せきに食料を届けるために、マンションの入り口までやってきた。

ベンゲー街区人民委員会によると、このマンションで、多数の感染者が確認されたため、医療スタッフが全住民の検査サンプルを採取するまでマンションを一時的に封鎖した。警察、医療ステーション、地域の感染防止対策委員会は、隔離された地域の状況を確認し、定期的に情報を更新する必要がある。

2021年10月に社会隔離措置を緩和して以降、ホーチミン市人民委員会は、広域の隔離や封鎖を制限するとしていた。それ以降、ホーチミン市は市民生活に影響が出ないように、F0とF1の処理プロセスは、最低限のエリアに限定されてきた。

今回のマンションの封鎖は、2月21日の正午に解除されたが、医療スタッフが住民の検査サンプル採取を完了する14時まで住民は外出は出来なかった。

ホーチミン市1区人民委員会の幹部は今回の件について、このマンションで5人の感染者が報告された後、スクリーニング検査によって陽性者が20人まで急増したため、ベンゲー街区が過剰反応して封鎖が実施されたと説明した。またベンゲー街区が発行した文書に「ゾーニングの代わりに封鎖する」という言葉が書かれていたことも市民の混乱を招いたようだ。

ホーチミン市疾病予防管理センター(HCDC)によると、2月12日から18日までのホーチミン市の感染者数は、2934人でその前の週から3倍に増加した。入院患者数もわずかではあるが増加の傾向を見せている。

しかし、重症患者数は依然として減少しており、死亡者数も低い数字にとどまっている。2月19日にホーチミン市ではCOVID-19による2人の死者を確認しているが、2人とも治療のために別の地域から運ばれてきた重症患者だった。

出典:21/02/2022 VNEXPRESS
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