カントー市で、子供向けのゴーカート場「DREAM KART」と運営するDream Entertainment社が日本を代表するレーシングドライバーの山本尚貴選手と協力して、ベトナム人の子供達5000人をDREAM KARTに無料招待する。
DREAM KARTは、「乗り物を操る楽しさを体感してほしい」、「モータースポーツの魅力を伝えていく」ことを目的に Dream Entertainment 社によってカントー市に設立されたミニゴーカート場だ。
DREAM KART の運営責任者である新村氏は、日本国内最高峰レース「スーパーフォーミュラ」のプロモーターである株式会社日本レースプロモーションにて、FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)の運営に携わった経験があり、山本選手とは当時からの旧知の間柄だ。
山本尚貴選手は栃木県宇都宮市出身のレーシングドライバーで6歳からカートを始め、14 歳で全日本カート選手権FAクラスのシリーズチャンピオンを獲得している。その後、イタリアン・オープン・マスターズ参戦を経て、四輪の世界へ。HRS-F[Honda Racing School Formula]を主席で卒業した
また、日本のトップカテゴリーの自動車レースであるスーパーフォーミュラで3度、スーパーGTで2 度のチャンピオンに輝く等、日本を代表するレーシングドライバーであり、ホンダのエースドライバーでもある。2022 年度もスーパーフォーミュラとスーパーGT に参戦する。
今回の企画は、DREAM KARTを通じて日本とベトナムの交流機会を創出したいと考える新村氏とゴーカートを通じてベトナムの子供達に「乗り物を操る楽しさ」を体験してほしいと考える山本選手の思いが一致して実現した。
「新村さんがベトナムでゴーカート場を立ち上げ、子供達が楽しんでいる様子を見て凄
く魅力を感じました。そんな DREAM KARTに対して何か僕にできることはないかなと考え新村さんにすぐに相談を持ち掛けました。僕自身、現在の活躍の基盤となっているのはカートなので、その経験を活かし DREAM KARTに協力し、少しでも多くのベトナムの子供達にカートを楽しんでもらえたら嬉しいです。将来的には、ベトナムをはじめ東南アジアと日本とで交流を図れたらなとも思っています。双方にとって魅力ある活動が出来るよう今後もサポートしていきたいと思います。」 と山本選手は話す。
「無料招待」は、カントー市内にある児童養護施設をはじめ、幼稚園及び小学校の子供達約5000 名を対象として実施される。
02/04/20222