ベトナム航空グループは、空港内の混雑を解消するため、国内線到着ターミナルの出口における荷物タグのチェックを停止した。
8月29日、ベトナム航空グループの担当者は、1週間前から各空港と協力して、ベトナム航空、パシフィックエアライン、Vascoの荷物タグチェックを停止したと述べた。航空会社は以前のようにタグをチェックする職員を出口に配置せず、ランダム検査のみを実施する。
ハノイのノイバイ空港では、荷物受け取り場と出口に監視カメラを追加で設置し、カメラの監視員を配置した。自分の荷物を簡単に識別できるようにするため、ベトナム航空は乗客に対してスーツケースに名前と電話番号を記載したネームタグをつけることを推奨している。
各航空会社は、チェックインカウンターで乗客に無料でネームタグを配布している。乗客は、大きなステッカーを貼ったり、色付きのリボンを結んで遠くからでも自分の荷物を識別出来るようにすることも出来る。預入荷物には貴重品は入れないことが推奨されている。
航空会社はさらに、乗客に対して間違って他人の荷物を持って行かないように自分の荷物をよく確認するよう求めている。
「荷物タグのチェックは、COVID-19が感染拡大していた時期にも停止されていました。世界各国の空港でも同様の措置がとられています。」とベトナム航空グループの担当者は話す。
空港利用者がピークを迎える9月2日の祝日には、ノイバイ空港の利用者が平日より20%以上増加するとみられており、最大で8万人が利用する可能性がある。ノイバイ空港では、空港内のすべてのエリアでセキュリティスタッフを20%増員し、搭乗前の全ての乗客と荷物のチェックを実施するとしている。
また、手荷物検査エリアでは、X線検査と金属探知機による検査以外に目視によるセキュリティ検査も強化する。
出典:29/08/2022 VNEXPRESS
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