テト後に生産活動が急速回復
2026年のテト(旧正月)後、ホーチミン市では生産・事業活動が急速に回復している。ホーチミン市の労働者復帰率は90%を超え、企業の採用需要も拡大している。
3月10日にはホーチミン市雇用サービスセンターが就職フェアを開催し、多くの企業と求職者が参加した。
同センターのグエン・バン・ハイン・トゥック所長によると、就職フェアには154社が参加し、1万9,096人分の求人が出された。
当日は3,000人以上の求職者が来場して就職相談を受け、1,000人以上が求人紹介を受けたほか、203人がその場の面接で採用基準を満たしたという。
また、2026年2月の統計では、同センターに登録した求職者は2万124人、企業側の求人登録は3万1,187件に達している。
最も需要が高いのは単純労働
職種別で最も求人需要が高いのは、単純労働や未熟練労働である。
この分野の求人は9,591人分で、全体の30%以上を占めた。一方、求職者は5,784人にとどまり、労働供給が不足している状況である。
この需給ギャップは、企業側の人手不足が続いていることを示すと同時に、求職者にとっては仕事を選びやすい状況が生まれていることを意味する。
営業・販売と生産技能も人手不足
2番目に求人が多いのは営業・販売分野で、4,882件の求人があるのに対し、求職者は1,041人にとどまる。
3番目は機械操作や生産技能を伴う職種で、求人は4,877件に対し求職者は2,481人だった。
この分野の需要が高い背景には、ホーチミン市が旧ビンズン省地域と行政統合したことがある。旧ビンズン省はベトナム有数の工業集積地であり、製造業関連の雇用需要が非常に高い地域とされる。
デジタル分野は求職者がほぼゼロ
一方、市場では電子商取引やデジタルビジネスが急速に拡大しているが、2月に同センターでこの分野の求人に応募した求職者はわずか1人だった。
また、農林水産業やグリーン経済、循環経済、持続可能な開発関連の職種は、求人需要が最も低く、全体の0.01%程度にとどまっている。
求人数は4万件超、給与は最大1億VND以上
現在、同センターのオンラインシステムには4万件以上の求人が掲載されており、業種や給与水準も幅広い。
給与の目安は以下の通りである。
- 単純労働:月800万〜1,000万VND
- 機械操作・技術職・会計など:月1,000万〜1,500万VND
- 物流、広報、営業など専門職:月1,200万〜2,000万VND
- 管理職・ディレクター職:月4,000万〜1億VND以上
ホーチミン市では製造業とサービス業の回復を背景に、今後も労働力需要の高い状態が続くとみられている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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