年末年始の混雑の中で相次ぐ「落とし物返還」
2026年旧正月(テト)を前に、帰省や旅行客で混雑するタンソンニャット国際空港において、空港警察が現金や貴重品を拾得し、国内外の乗客5人に返還した。返還された金額は数千万VND(数十万円)相当にのぼる。
2日間で高額現金入りの財布2件を返還
空港出入国管理局(以下、タンソンニャット空港警察)の国内治安管理部隊第1チームに所属するグエン・ブー隊員は、わずか2日間で高級財布2件の捜索と返還に関与した。
1月16日20時頃、同隊員はフイン・ファン・タイン・ガン少尉とともに、VN257便で到着したフート省出身のグエン・タイン・フン氏が落とした、約2,000万VND入りのクラッチバッグを発見し、本人に返還した。
さらに1月18日朝には、29歳のゴー・チャン・ティエン氏がターミナルT3のトイレに置き忘れた、現金2,000万VNDと身分証明書入りの財布を無事に見つけ出した。
感謝の手紙「紛失した財産が戻った」
返還を受けたティエン氏は、感謝状の中で「空港警察の皆様が、紛失した財産を見つけ出し、完全な形で返してくれたことに心から感謝致します。」と述べている。
帰国する在外ベトナム人にも温かな対応
1月19日には、ドイツ在住の在外ベトナム人であるファン・ビエット・ドゥックさんの親族に対し、4000万VND以上の価値がある電子機器が入ったリュックサックが返還された。
ドゥックさんは、空港4階のレストランで食事中に、iPad、イヤホン、スマートグラスなどを置き忘れていた。
これらの所持品は、国際治安管理部隊第1チームのグエン・クアン・フー少佐と、グエン・ミン・タイ保安職員が発見し、適切に保管していた。
「祖国に迎えられていると感じた」
紛失した本人の代わりにリュックサックを受け取った叔父のグエン・トゥアン・アイン氏は、「皆さんの誠実な対応のおかげで、在外ベトナム人が本当に祖国に歓迎されていると感じられました」と語った。
外国人旅行者にも好印象を残す
国内客だけでなく、外国人旅行者に対しても同様の対応が行われている。
1月18日夜、国際治安管理部隊第2チームのカオ・バン・タイン上級中尉とレ・バン・ティエン中佐は、国際線ターミナルで現金1,350万VNDとインドの通貨が入った財布を拾得した。
監視カメラで特定、到着直後の旅行者に返還
監視カメラ映像を確認した結果、持ち主はインド国籍のシバァラジ・ラジュ氏で、ベトナム到着直後に落としたことが判明した。同日中に連絡を取り、直接返還が行われた。
ラジュ氏は深く感動し、英語で感謝の手紙をしたため、「親切で誠実なベトナムの人々の姿に感銘を受けました」と綴っている。
出国直前の重要書類も無事返還
また、2025年10月20日午後には、同部隊のドー・フイン・ロン大尉が、手押しカートに置き忘れられたクラッチバッグを発見した。中にはパスポートと1,133USDが入っていた。
出入国に直結する重要な所持品であることから、ロン大尉は速やかに上司へ報告し、持ち主の捜索を実施。ほどなくして、タイへ出国予定だったナイジェリア国籍の男性旅行者と連絡が取れ、全ての財産が返還された。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN



















