ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は、ニュージーランド人はレモンが大好きなので、年間を通じてシーズンに関係なくベトナムからレモンが供給されることは朗報だと述べた。
11月15日の午後、ジャシンダ・アーダーン首相は、式典に参加し、ベトナムから新鮮なレモンとザボンがニュージーランドに輸出されることになったと発表した。これは、アーダーン首相のベトナム訪問に合わせて開催された式典だ。
アーダーン首相は、今後、シーズンオフでもベトナムからレモンが供給されることで年中レモンが食べられるようになると知ってニュージーランド国民は喜んでいると述べた。
ザボンとレモンは、マンゴー、ドラゴンフルーツ、ランブータンに次いでベトナムからニュージーランドへ輸出可能性が高い果物の4位と5位に位置している。
ニュージーランド大使館は、ニュージーランドとベトナムの戦略的パートナーシップ行動計画において、両国は相互貿易をさらに成長させるとしており、今回のベトナム産ザボンとレモンの輸出合意に至ったことは非常に重要な前進であると評価した。
アーダーン首相はさらに、ニュージーランドとベトナムは双方とも効率的な食糧生産システムを所有しており、農業分野における重要なパートナだと評価した。農業分野は、ニュージーランドとベトナムが貿易と協力関係を促進するうえで非常に重要な分野となっている。
ベトナム側でも農業・農村開発省のレ・ミン・ホアン大臣が農業協力が両国関係の重要な柱であるとの認識を示した。2021年の両国の農林水産品の貿易額は5億5000万USDに達しており、これは両国の貿易総額の41％を占めている。また、両国は2020年7月に通関手続きを簡略化するために多くの商品について電子認証の使用を認めることで合意している。
レ・ミン・ホア大臣はまた、両国の企業が協力してハイテク農業バリューチェーンを構築し、グローバル市場への参入を促進することに対して期待を表明した。
出典：04/11/2022 VNEXPRESS
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