ニンビン省ニョークアン県で通勤途中の女性労働者2人が落雷を受けて死亡し、近くにいたもう一人も意識を失った。
7月14日の午前7時半ごろ、タムさん(37歳)とニュンさん(34歳)が工場での仕事のためにバイクで一緒に通勤していた。家から7㎞程行ったところで、二人は突然落雷を受けた。
雷が直撃した2人はその場で死亡した。落雷現場の近くにいた別の人も雷の影響で意識を失ったが、その後意識を取り戻しており、命に別状はない。警察が現場検証をおこない、被害にあった2人の遺体を家族に引き渡した。
事故のあったタックビン村人民委員会のブー・ズン主席は、落雷があった当時、周辺では大雨が降っており雷鳴が轟いていたと話す。犠牲者となった二人は、近くの玩具工場で働く従業員だった。
気象庁によると、熱帯収束帯と南東からの湿り気の多い風が重なることで、最近になって、タインホア省とゲアン省などの北部デルタ地域で雷雨が多発していた。この異常気象は、今後も1~2日は続くとみられている。
一方、7月13日の午前7時ごろハノイ市ホアイドゥック県では、3人の女性が田植えをしていたところ急に天候が崩れて強風と大雨となり、その後、田んぼに落ちた雷によって、2人が死亡する事故が発生していた。
出典:12/07/2022 VNEXPRESS
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