中国政府は、3月15日からの観光旅行の試験的再開第2弾リストにベトナムを入れることを決めた。
3月8日の午後、在ベトナム中国大使館の彭德安文化顧問が中国大使の委任を受けて、中国政府がベトナムへの観光ツアー試験的に再開させると発表した。
文化・スポーツ・観光省国際協力局のグエン・フーン・ホア局長は、彭德安氏と会談をおこない、彭德安氏からベトナムは、中国からの直行便を運航させる優先国の1つとなり、48時間以内のPCR検査が不要になると伝えられたと述べた。旅行者は簡易抗原検査結果を提示するか、2%のサンプル抽出検査だけで入国できるようになる。
彭氏はまた、中国側はベトナム政府と緊密に連携し、海外からの旅行者の正当な権利を保護する考えを示した。新型コロナ発生前のベトナムと中国の観光旅行協力は非常に良好であり、相互に利益をもたらし、両国間の友情を育むことに貢献してきた。
中国政府は2月6日に旅行会社を通じたツアー旅行を再開させる20か国のリストを発表していたが、ベトナムは含まれていなかった。
新型コロナ発生前、ベトナムを訪問する外国人観光客の中で、中国人観光客が最も多く、2019年には、約580万人(外国人旅行者の約1/3)の中国人観光客を受け入れていた。中国を旅行するベトナム人旅行者も約450万人で、ベトナムの海外旅行先のトップだった。
出典:08/03/2022 VNEXPRESS
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