クリスマスが終わり、テトの音楽があちこちで流れる季節となりました。今年は最大9連休のお休みとあって、田舎へ、リゾートへ、日本へ、国外へとお出かけになる方も多いと思います。
一方で、サーバーは24時間365日稼動しています。年末年始やテト前後は、特に迷惑メールやボット攻撃が増える時期です。
アクセス集中によりアクセスログが肥大化し、メールボックスの空き容量が不足して、サイトが表示されなくなる。あるいは大量の迷惑メールを送りつけられ、もしくは詐称されて送信されたものが返ってきてメールボックスが一杯になり、本来必要なメールが届かないなどが毎年多く発生します。
つまり、「容量が一杯」で様々な不具合が起こるわけですが、多くのメールサーバー(送信元)は再送してくれます。15分おき、1時間おき、12時間おき……それでも最大4日程度で最終的にエラーが返り、その送信元の方もメールボックスが一杯だったら、このやりとりを繰り返すことになります。
ボット攻撃は、対象者のビジネスを中断する(邪魔をする)ことが主目的です。休み明け、必死の復旧作業とならないよう、先手を打っておくことが肝要です。昔と比べてスマホでメールを確認する方も多く、大抵の場合はIMAP接続のため、メールを読んでも受け取った内容はサーバーに残ったままとなり、容量は減りません。
メールをPOP受信にして容量を確保する、ゴミ箱を完全に空にしておく、または、あらかじめディスク容量を増やしておく(上位プランに変更)等の対策も有効でしょう。