ベトナムの2023年上半期の航空旅客数が前年同期比で30%増加し、特に国際線の旅客数は、1440万人を超えて、前年同期比で5倍近く増加した。
ベトナム空港公社(ACV)によると、2023年上半期のベトナム国内の各空港の旅客数は、新型コロナが効率的に抑制されていることを受けて、順調に回復している。
2023年上半期の空港旅客数は5680万人で、2023年の計画を48%上回り、前年同期比でも29%増となった。このうち国際線旅客数は1440万人で、前年同期比490%増となり、国内線も4200万人以上と前年同期から2%増加した。
国内外の航空会社が前年同期比18%増の36万5000便を運航しており、このうち国際線が150%増の9万9200便以上となっている。
ACVの幹部によれば、国際線の回復は韓国、台湾、日本など東アジアをはじめとした各国の門戸開放政策による部分が大きい。
2019年にベトナム国内の空港は、1億1900万人という記録的な利用者数を記録し、そのうち4170万人が国際線の利用者だった。
2023年1月から5月までにベトナムを訪問した外国人旅行客数は460万人で、前年同期比の13倍、2019年と比べても63%まで回復している。統計総局によれば、ベトナムを訪れた外国人旅行者トップ10は、韓国、中国、アメリカ、台湾、日本、タイ、マレーシア、カンボジア、オーストラリア、インドとなっている。このトップ10は、コロナ前とは様変わりしている。コロナ前の2019年以前は、ロシア、イギリス、フランスが常に上位にランクインしていたが、コロナ後は、ヨーロッパ各国がトップ10から消え、変わってカンボジアやインドが上位に入っている。
出典:26/06/2023 VNEXPRESS
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