ダナン市は、南北高速鉄道計画に関連する最初の構成事業を承認し、補償・支援・再定住に 約9兆VND (534億円)を投じる方針を決定した。
南北高速鉄道の市内区間に関する構成事業を承認
12月9日、ダナン市人民委員会は、南北高速鉄道が市域を通過する区間に関し、構成事業1「補償・支援・再定住」プロジェクトを承認したと発表した。対象区間は、トゥーボン川から北側に向かい、市域境界までの区間である。
総投資額は約9兆VNDで、中央政府予算、ダナン市予算、およびその他の合法的な資金を活用する。
事業はダナン市交通・農業工事建設投資プロジェクト管理委員会が事業主体となり、2025〜2028年にかけて実施される。
広範囲に及ぶ実施区域、再定住地や墓地も整備
計画範囲は、ハイバン、リエンチエウ、ホアカイン、バナ、カムレ、ホアバン、ホアティエン、ディエンバン北・ディエンバン西の各地域に広がる。
本事業の主目的は、用地補償、土地収用、影響を受ける技術インフラの移設、再定住地および新たな墓地の整備を行い、土地収用対象者の合法的な権益を確保することである。これにより、影響を受ける世帯の生活および生計を安定させ、高速鉄道工事の進捗に対応する。
市内では約116kmを通過、再定住地34カ所を造成
南北高速鉄道は、ダナン市内の24の村・街区を通過し、総延長は約116kmとなる予定である。このため、市は 866ha超の土地を収用 し、34カ所の再定住地(約5,100区画) と 13カ所の新墓地 を整備する計画で、再定住および関連インフラの投資額は19.5兆VND超 に達する。
2つの旅客駅と貨物駅、デポ4カ所も整備予定
計画によれば、路線上には旅客駅として ダナン駅 と タムキー駅 を設置。さらに、チューライに貨物駅 を設け、4カ所のデポ(内陸港)や保守施設を設置し、将来の高速鉄道運行を支える。
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