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【健康】全国5か所に重症患者治療センターを設立

(C) VNEXPRESS

ベトナム政府は、COVID-19の重症患者治療に対応するため、北部、中部、南部で合計5ヶ所の大型病院にCOVID-19重症患者治療センターを設置する計画を発表した。

7月21日の午後、ベトナム保健省診察治療管理局のルーン・ゴック・クエ局長は、COVID-19重症患者向けの救急救命治療能力強化プロジェクトに関する会議を開催した。

このプロジェクトの草案では、バックマイ病院、中央熱帯病院、フエ中央総合病院、チョーライ病院、ホーチミン市COVID-19治療センターの5つの病院にCOVID-19重症患者治療センターを設立する。各センターでは、500~1000床の病床を確保する予定だ。
さらに、30か所近くの病院に50~100床規模の地域集中治療センターを設置する任務が割り当てられる。

クエ局長によると、このプロジェクトは、病院と地方自治体が現在の感染状況だけでなく、他の非感染症の救急救命治療にも対応できる体制を確立するという原則に基づいている。このプロジェクトでは各地方をサポートするために高い専門性を備えた病院が選択される必要がある。

専門家は、COVID-19重症患者治療センターは、スムーズに活動を開始できるように、既存の治療施設を多少改造するだけで対応できるようにするべきだと指摘している。

7月21日に保健省のグエン・タイン・ロン大臣は公文書を各省と市の人民委員会に送付し、区立病院、県立病院、省立の専門病院、総合病院、民間病院、大学病院を総動員して中等症患者の受入れ体制を早急に準備するよう指示した。

「充分な酸素供給システムを構築し、液体酸素ボンベをこれらの医療機関に提供できる体制を準備する必要がある」と大臣は各地方自治体に要求している。

出典:21/07/2021 VNEXPRESS
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