ベトナム保健省の5月17日午前6時の発表によると、国内でCOVID-19の感染が新たに確認されたのは、バクザン省(22)、バクニン省(11)、ヴィンフック省(3)、トゥエンクアン省(1)の合計37人であった。
バクザン省は、新規感染者数が急激に増加している。これは、クアンチャウ工業団地、ヴァンチュン工業団地、ディンチャム工業団地関連の隔離済みF1対象者の陽性が確認されたことが理由とみられる。現在、これらの患者は、バクザン省野戦病院で治療を受けている。
バクニン省、ヴィンフック省、トゥエンクアン省も既に隔離されたF1対象者からの陽性確認であった。
4月27日からこれまでにベトナム国内の27の省と市で1176人の感染が確認された。トゥエンクアン省は、今回初めて感染者が確認されたことになる。現在、国内で感染状況が最も深刻なのはバクザン省、バクニン省、ダナンの工業団地で発生したクラスターである。
ベトナム保健省のグエン・タン・ロン大臣は、ベトナム国内の新規感染者は今後も増加し続ける可能性があるとみている。しかし、今のところ全ての感染者の感染源は特定できている。
一方で、ベトナム国内では、先日の連休中に多くの人が集まっていた地域で未確認の感染源または、海外からの入国者によって新たな市中感染が発生する可能性がある。そのため、市民は保健省の勧告を確実に遵守する必要がある。
出典:17/05/2021 ZING NEWS
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