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ベトナムニュース【事件】ネズミ駆除用電気トラップで若者2人が感電死

(C) VNEXPRESS

川に魚を獲りに行った若者二人がネズミ駆除用の電気トラップによって感電死した事件が殺人事件として起訴された。

3月13日、タインホア省警察は、チューンチュン県在住のグエン・バン・ティン被告(45歳)を殺人の容疑で起訴した。

警察によると3月9日、ティエン被告は自身の所有する田んぼがネズミの被害を受けるのを防ぐため、ポンプを使って水位を下げ、田んぼ周辺に鉄線を張り巡らせた。

その日の午後8時ごろ、ティン被告は、銅線の通信ケーブルを利用して一方を鉄線に繋げ、もう一方の端をコンセントに接続した。田んぼの所有者であるティン被告は、この周辺に看板や警告灯は設置しておらず、近所の農家や自治体にも電気トラップについて報告していなかった。

仕掛けを終えたティン被告は、見張りもせずに家に帰って寝てしまった。翌日の3月10日、ティン被告が電源を抜いて、田んぼを見回りに行ったところ、2人の青年が感電死しているのを発見した。

発見したティン被告はすぐに地元警察に自首した。

タインホア省弁護士会のチャン・ダイ・スアン弁護士は、危険を認識しながら人が往来する場所にネズミ捕り用の電気トラップを仕掛け、人を死亡させた場合、殺人罪が適用される可能性があると述べた。

もし、ネズミ用の電気柵などを設置する場合は、人の往来が少ない場所で、通行人に危険を知らせる看板を設置し、絶対に人に危害を与えないように慎重に実施すべきだが、それでも死者が出た場合、設置した人物は過失致死罪に問われる可能性がある。

電気トラップが害獣駆除の目的ではなく防犯目的であり、それによって死者が出た場合、設置した人物は殺人罪に問われる可能性がある。

出典:13/03/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作