ホーチミン市、ガソリン供給は基本的に安定
3月12日午後、ホーチミン市の定例経済・社会記者会見で、ホーチミン市商工局は市内のガソリン市場の状況について説明した。
商工局エネルギー管理部のチャン・チュン・ヒエウ副部長によると、石油元売企業や流通業者、市場管理当局の報告を総合した結果、ホーチミン市内のガソリンおよびガスの供給は現在のところ基本的に確保されているという。
市内のガソリンスタンドやガス販売事業者は通常通り営業を続けており、市民や企業の生産・消費需要に対応できているとしている。
一部店舗で一時的な品切れも、供給には影響なし
一部のガソリンスタンドでは、物流上の要因や配送サイクルの関係で特定の燃料が一時的に品切れとなる場合がある。
しかし、石油元売企業や流通業者がタンクローリーの調整や追加供給を迅速に行っており、市全体の供給体制に影響は出ていないと説明した。
また、元売企業および流通業者は今後も小売店舗や代理店への供給を安定的に維持することを約束している。
買い占めや不当価格を重点取り締まり
ホーチミン市市場管理局は3月5日、市内各チームに対し監視体制の強化を求める文書を発出した。
当局はガソリンの供給状況や販売価格の動向を継続的に監視し、以下のような異常がないかを重点的に確認している。
- 商品不足の兆候
- 供給の途絶
- 不合理な価格引き上げ
- 正当な理由のない販売停止
さらに、企業やガソリンスタンドを対象に重点検査を実施し、次のような違反行為が確認された場合は厳格に処分する方針である。
- 買い占めや供給不足の意図的な演出
- 表示価格と異なる販売
- 出所不明の燃料販売
- 品質基準を満たさない燃料の販売
24時間体制でガソリンスタンドを監視
市場管理当局は、ガソリンおよびガス販売業者に対する法規の周知も強化し、法令遵守の意識向上を図っている。
また、監視体制を24時間365日体制で維持し、担当職員が市内のガソリンスタンドの営業状況を監視している。
各スタンドにはホットラインの電話番号も掲示され、市民や企業からの情報提供や苦情を受け付けている。
世界のエネルギー市場の動向を注視
ホーチミン市商工局は今後も、国内外のエネルギー市場の動向を注視しながら、石油元売企業や流通業者など関係機関との情報共有を強化する方針である。
また、同局は以下の機関と連携し、必要に応じて供給調整を行う。
- ホーチミン市建設局
- 第2地域税関局
- ホーチミン市公安
これにより、ガソリンやガスの輸送・輸入を円滑化し、市場の安定を維持するとしている。
当局は、行政機関と企業の連携により、今後も市民生活や企業活動に必要なエネルギー供給を確保し、ホーチミン市のエネルギー市場の安定を維持していくとしている。
ベトナムでは各地でガソリン供給への懸念も
なお、ベトナムでは近年、ガソリン供給を巡る問題が各地でたびたび報じられている。
燃料価格の調整制度や流通マージンの問題、物流上の制約などが重なり、一部地域ではガソリンスタンドが一時的に営業停止したり、販売量を制限したりする事例が発生している。
政府はこうした事態を受け、石油市場の管理強化や違反行為の取り締まりを進めており、今回のホーチミン市の対応もその一環とみられる。エネルギー需要が急増するなか、当局は市場の安定確保を重要課題として位置付けている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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