ベトナムではスーパーやコンビニなどのモダントレード(MT)が都市部を中心に急速に拡大し、店舗数も年々増えています。しかしその一方で、伝統的なローカルマーケット(GT)も依然として高い支持を維持しています。
2026年最新調査:ベトナム女性の約半数が「伝統市場」を主軸にする衝撃
当社が2026年1月に、ホーチミン市・ハノイ在住の女性200人(20~40代)に実施した調査では、生鮮品の購入チャネルとしてGTを「最もよく利用する」と回答した人は44%でした。都市化が進む中でも、約半数がGTを主軸にしている点は非常に示唆的です。
食品購入時に重視される項目は「鮮度」(87%)、「食品安全」(76%)、「価格」(76%)です。つまり、日々の食卓を支えるうえで、品質とコストのバランスが極めて重要とわかります。では、GTやMTへの評価はどうでしょうか。
データが語る「鮮度ならGT、安全性ならMT」という明確な棲み分け
「鮮度」についてGTが優れているとする回答は計51%で、MTが優れているの計25%を明確に上回りました。「価格」でもGTが優位で計42%と、MTの計22%を上回っています。特にGTを主に利用する層では、鮮度でGTが計66%、価格でGTが計54%と、その評価はさらに強まります。
一方でMTは、「食品安全」で計61%と評価され、「利便性」(計54%)、「商品バリエーション」(計43%)、「快適な買い物環境」(計38%)でも高い支持を得ています。
不便でも選ばれる「ローカルマーケット」の核心的価値
つまり、生鮮品においては「鮮度」と「価格」でGTが数値上も優位に立ち、「安全性」や「快適性」ではMTが優位という明確な構図です。この鮮度と価格の強さこそが、ローカルマーケット人気の核心と言えるでしょう。



















