KPI評価導入、未達成幹部は交代へ
4月25日、ベトナムのレ・ミン・フン首相は文化・スポーツ・観光省との会議を主宰し、業務評価(KPI)の導入と厳格な人事管理を指示した。
首相は、業務成果の定量評価を徹底し、任務を達成できない幹部や業務品質を確保できない幹部については、速やかに交代させる必要があると強調した。
観光は成長も、潜在力との乖離を指摘
同省の報告によれば、2025年の観光分野は好調で、外国人観光客数は過去最多となる2,150万人を記録。観光収入は約1,000兆VNDに達した。
また、デジタル化の面では、文化遺産・展示物・著作権・報道の4つのデータベースを整備し、国家観光デジタルプラットフォームの基盤も形成されつつある。
一方で首相は、観光や文化産業の成長が依然として潜在力に見合っていないと指摘。人材の質や育成、民間伝統芸能の継承などにも課題があるとした。
スポーツ・文化分野の改革を要求
スポーツ分野についても、国際水準との差は依然として大きく、思考の転換や制度改革が必要だと強調した。
今後の方針として、各組織トップの責任を明確化し、KPIに基づく進捗管理と評価を徹底することを求めた。
観光を基幹産業へ、2026年目標を提示
フン首相は観光を真の基幹産業へと引き上げる方針を示し、以下の目標を掲げた。
- 2026年:外国人観光客2,500万人
- 国内観光客:1億5,000万人
また、観光客の増加は航空、ホテル、飲食など幅広い分野に波及効果をもたらし、環境負荷も比較的小さいと指摘した。
一方で、「外国人観光客が増えても収益の多くが海外企業に流出する構造は避けるべきだ」とし、収益の国内循環を重視する必要性を強調した。
文化産業・制度整備を加速
首相は以下の施策も指示した。
- 国家文化プログラムの加速実施
- 文化産業発展に関する政府決議の策定
- 文化産業法の検討
- 関連政令の5月10日までの提出
さらに、報道・メディアの役割強化や世論形成の主導、情報発信の質向上も求めた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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