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ホーチミン市銃撃事件 外国人容疑者2人を72時間以内に拘束

ホーチミン市中支部で発生した外国人殺害事件で拘束された容疑者
(C)THANH NIEN

ホーチミン市ベンタイン街区で外国人男性が銃撃され死亡

ホーチミン市公安は5月26日、同市ベンタイン街区で発生した銃撃事件に関する記者会見を開き、外国人容疑者2人を拘束したと発表した。

会見はホーチミン市公安トップのマイ・ホアン中将が主宰した。

事件は5月21日午後10時10分ごろ、ベンタイン街区チューンディン通りのシーフードレストラン前で発生。軍用銃器を所持した外国人容疑者2人が発砲し、外国人男性1人が死亡、1人が重傷を負った。

現場では、オーストラリア国籍のレマル・ロレンゾ・トビアさん(25)が2発の銃弾を受け、その場で死亡。サウニ・サムさん(27)も1発を受け、重傷を負って治療を受けている。

容疑者は事件から72時間以内に拘束

ホーチミン市公安によると、事件発生後、刑事警察部門や各専門部隊、ベンタイン街区公安が現場封鎖や証拠収集を実施。公安省の専門部門とも連携し、デジタル地図システムを活用して容疑者の追跡を進めた。

グエン・タイン・フン大佐は、捜査開始から24時間以内に容疑者2人の身元を特定したと説明した。

拘束されたのは、

  • ヴァア・ヴァア容疑者(27、サモア国籍)
  • タフィア・スティーブ容疑者(23、サモア国籍)

の2人で、ヴァア容疑者が実際に発砲したとされる。

公安当局は、両容疑者が事件後にトゥードゥック地区の賃貸住宅へ戻り、逃走準備を進めていたことも確認した。

その後、公安省および各地方公安との連携により、容疑者らはベトナム・カンボジア国境付近に潜伏していたところを、事件発生から72時間以内に拘束された。

「海外からの指示で犯行」と供述

捜査当局によると、容疑者2人は取り調べに対し、海外にいる人物からの「指示」で犯行を実行したと供述している。

2人は5月14日にタンソンニャット国際空港からホーチミン市へ入国し、被害者らの行動パターンを事前に調査していたという。

そして5月21日夜、被害者グループがレストランでの食事を終えた直後に、3発の銃弾を発射したとされる。

公安当局は殺人容疑で2人を緊急拘束した。

ベトナム人8人も逃走支援容疑で拘束

公安はさらに、容疑者らの逃走を支援したとして、旅客輸送業に従事するグエン・チョン・ギア容疑者(24、タイニン省在住)と、関与したベトナム人7人についても緊急拘束措置を取った。

当局は、犯罪の未通報や逃走支援などの疑いについて捜査を進めている。

公安トップが直接取り調べ

事件の重大性を踏まえ、ホーチミン市公安トップのマイ・ホアン中将は、自ら容疑者2人の事情聴取を行った。

同中将は会見で、「いかなる国籍であっても、ベトナム国内ではベトナムの法を順守しなければならない。ベトナム領内でのあらゆる違法行為は厳格に処罰される」と強調した。

また、「容疑者が誠実に供述すれば、ベトナム法に基づく寛大な措置を受ける可能性もある」と述べた。

さらに、犯行支援や逃走補助、車両・道具提供などに関与した人物についても、徹底的に捜査を進める方針を示した。

市民からの情報提供に謝意

マイ・ホアン中将は、公安省の専門部門や各地方公安の協力に謝意を示したほか、市民から寄せられた情報提供が事件解決に大きく貢献したと評価した。

その上で、「今後も捜査を拡大し、違法行為を厳正に処理することで、市民の平穏で安全な生活を守る」と述べた。

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