2026年8月11日、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港周辺で無許可のドローンが確認され、同空港の発着便が一時停止した。ベトナム航空の便が約1時間半上空で待機した後、カントー空港へ着陸するなど、複数の航空便に影響が及んだ。
ドローン侵入でタンソンニャット空港の発着を一時停止
8月11日夕方、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港周辺で、無許可の無人航空機(ドローン)が管理空域に侵入する事案が発生した。
この影響で、タンソンニャット空港の航空管制当局は、同空港を発着する航空便の運航を一時停止した。
ベトナム航空のVN1467便は、16時55分にチューライ空港を出発し、18時20分にタンソンニャット空港へ到着する予定だった。しかし、ホーチミン市上空に近づいた段階で着陸できず、約1時間30分にわたって上空で旋回しながら待機した。
その後も着陸できる状況にならなかったため、同便は安全確保を目的に進路を変更し、カントー空港へ着陸した。
乗客はカントー空港で待機
カントー空港に着陸したVN1467便は、その後も乗客が機内で待機する状況となった。
航空会社の乗務員も運航再開に関する正式な指示を待っており、当時の時点では、いつタンソンニャット空港への運航を再開できるのか明確になっていなかった。
今回の事案による影響便の正確な規模については、航空各社も直ちには把握できない状況であった。タンソンニャット空港を利用する他の便についても、遅延や目的地変更などの影響が発生したとみられる。
ベトナムの主要空港で相次ぐドローン問題
ベトナムでは近年、空港周辺の飛行禁止・制限空域にドローンやその他の飛行物体が侵入する事案が相次いでいる。
これまでにも、ハノイのノイバイ空港、ハイフォンのカットビ空港、ダナン国際空港、タンソンニャット空港など、主要空港でドローンや凧などが航空運航に影響を及ぼす事例が報告されている。
空港周辺へのドローン侵入は、単なる運航遅延にとどまらず、離着陸する航空機との接触など重大な事故につながる可能性がある。そのため、ベトナム航空当局や航空管制機関は、こうした無許可飛行への監視と対応を強化している。
今回のタンソンニャット空港での事案は、航空需要が拡大するベトナムにおいて、空港周辺のドローン飛行をいかに管理するかという課題を改めて浮き彫りにした。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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