ベトナムのレ・ミン・フン首相は9月12~13日、インドで開催される第18回BRICS首脳会議に出席する。インドのナレンドラ・モディ首相の招待を受けたもので、ベトナムは首脳会議への参加に加え、インドとの二国間協議も行う予定である。
ベトナムは2025年にBRICSのパートナー国となっており、今回の首脳会議への参加は、BRICS加盟国・パートナー国との関係をさらに深める機会となる。
ベトナムはBRICSの第10番目のパートナー国
ブラジルがBRICS議長国を務めていた2025年6月13日、ベトナムはBRICSのパートナー国として正式に選定された。
ベトナムはパートナー国として、BRICSが主催する各種活動に積極的に参加してきた。多国間主義や国際法を重視し、国際協力や途上国の役割強化に向けた取り組みに参加するとともに、BRICS加盟国との二国間関係の深化にもつなげている。
2025年にはベラルーシ、ボリビア、カザフスタン、キューバ、マレーシア、ナイジェリア、タイ、ウガンダ、ウズベキスタン、ベトナムの10カ国がBRICSパートナー国となった。
科学技術や資金、市場へのアクセスを重視
ベトナムはBRICSとの協力において、すべての枠組みに参加するのではなく、自国の優先分野に合致する具体的な協力制度や取り組みを選択して参加する方針である。
これにより、各国との協力チャンネルを広げるとともに、政策や実務に関する経験を共有し、新たな技術や国際的な技術動向に接する機会を増やしている。
ベトナム政府がBRICSとの関係強化で重視しているのは、外交面だけではない。特に科学技術、資金、市場へのアクセスを拡大し、国内の発展戦略に活用することを重要な目的としている。
多国間外交で存在感を高める
ベトナムがBRICSのパートナー国となった背景には、多国間協力の場における自国の立場と役割を強化する狙いもある。
ベトナム政府は、BRICSを通じて国際的な枠組みへの積極的な参加と責任ある貢献を示しながら、国家・国民の利益を守り、地域および世界が抱える共通課題について自国の優先事項を推進していく考えである。
また、BRICS加盟国やパートナー国との首脳・閣僚級を含む各レベルの対話や接触を増やし、友好協力関係をさらに強化することも目指している。
経済成長に向けた新たな協力ルートに
BRICSは近年、加盟国の拡大によって存在感を高めている。2026年のBRICSは11カ国で構成され、ブラジル、中国、エジプト、エチオピア、インド、インドネシア、イラン、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、アラブ首長国連邦が正式な加盟国となっている。ベトナムはBRICSパートナー国の一つである。
今回の首脳会議への参加を通じ、ベトナムはBRICS各国との政治・外交関係だけでなく、科学技術、資金調達、市場開拓など経済面での協力機会をさらに広げる構えである。
急速な経済成長を続けるベトナムにとって、BRICSは既存の貿易・投資関係を補完し、新たな市場や技術、資金を取り込むための重要な国際協力チャンネルの一つとなりつつある。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN





























