ベトナム中部ダックラック省ソンカウ地区で行方不明となっていた6歳の男児が、24時間にわたる捜索の末、無事に発見された。男児は自宅から10キロ以上離れた山中で発見され、険しい山道を15~20キロほど移動していたとみられている。
さらに、発見時には家で飼っていた犬も男児と行動をともにしていたことが分かった。男児の家族によると、犬は夜通し男児のそばにいたという。
自宅から10キロ超、険しい山中で発見
9月13日、男児の父親が現地メディアの取材に対し、息子のN.G.K君が無事に発見され、健康状態も安定していると明らかにした。
K君が発見されたのは、自宅から10キロ以上離れた山間部である。周辺は険しい地形に加え、道らしい道もなく、茂みやとげのある植物が生い茂っていた。
捜索隊や住民は当初、自宅から5~10キロ程度の範囲を中心に捜索していた。しかし、実際にK君が移動した距離はそれを大きく上回っていた。
父親によると、K君は山中を約15~20キロ移動したとみられる。
「大人の自分が見ても、とても歩けそうにない場所だった。それでも息子は一つの山頂から別の山頂へと進んでいた」と父親は話している。
捜索範囲の広さが発見を困難に
K君が発見された場所は当初の捜索範囲から外れていたため、捜索隊は別の山のふもとを回り込む必要があった。
最終的には、農作業に向かっていた住民がK君を発見した。もし住民が偶然見つけていなければ、捜索範囲が広かったことから、発見にはさらに時間がかかった可能性もある。
約24時間にわたる捜索活動には、多くの捜索隊や住民が参加した。
飼い犬が夜通し男児に同行
今回の出来事で特に注目を集めたのが、K君と一緒にいた飼い犬である。
家族によると、犬は黒色で、2歳ほど。幼いころから家族に飼われており、家では「デン」と呼ばれている。K君を含む子どもたちからは「ミッキー」という名前でも呼ばれているという。
K君は普段から犬や猫と遊ぶのが好きで、外に遊びに出る際には犬も後をついていくことが多かった。
今回もK君が行方不明になった際、犬が一緒についていき、そのまま山中で夜を過ごしていたとみられている。
K君が発見されて自宅へ戻る際にも、犬はその後ろをついてきたという。
家族「無事に見つかって本当にうれしい」
K君は2歳のころから言葉の発達に遅れがあり、家族はこれまで支援を受けながら通学を続けてきた。
現在は読み書きができるようになっているものの、話す能力についてはまだ支援が必要な状態だという。家族は学校にも必要な証明書を提出し、体育や音楽、美術など一部科目の負担を軽減するなど、K君が学校生活に適応しやすくなるよう支援を受けている。
無事に発見されたK君は、自宅に戻った後、家族から食事や水分を与えられ、体力の回復を図っている。
父親は「見つかったことが本当にうれしい。今は家で食事を取らせ、引き続き世話をしている」と話している。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN




























