ベトナムでは、税金の滞納などを理由に「出国一時停止」の対象となる場合がある。出張や旅行、留学などで海外に出る予定がある場合、出発直前に空港で対象になっていることを知る事態を避けるため、事前に自分の状況を確認しておくことが重要である。
ハノイ市税務当局は、納税者に対し、税務上の義務や税務当局からの通知を確認するとともに、出国一時停止の対象となっていないかを事前に確認するよう呼びかけている。
確認には、eTax Mobileアプリまたは税務総局(財務省)の電子ポータルが利用できる。
eTax Mobileで出国一時停止を確認する
eTax Mobileでは、以下の手順で出国一時停止に関する通知を確認できる。
1.eTax Mobileにログインする
電子税務アカウント、またはレベル2のVNeIDアカウントを使ってeTax Mobileにログインする。
2.トップ画面の通知を確認する
ログイン後、納税者に対して「出国一時停止の通知」または「出国一時停止を適用する予定であることを知らせる通知」が出ている場合、トップ画面に表示される。
3.通知一覧から確認する
トップ画面に警告が表示されていなくても更に確認したい場合は、「通知」を選択する。
その後、「税務当局の行政通知」から「詳細」を選択し、通知のカテゴリーで以下の項目を確認する。
- 「出国一時停止措置を適用する予定であることに関する通知」
- 「出国一時停止に関する通知」
対象となる通知を選択して「検索」を押す。
出国一時停止に関する情報がなければ、「データが見つかりません」と表示される。
一方、出国一時停止、またはその予定の対象となっている場合は、具体的な通知が表示されるため、内容を確認して必要な税務上の義務を履行する必要がある。
税務総局の電子ポータルからも確認可能
eTax Mobileを利用しなくても、税務当局の電子ポータルから確認できる。
手順は次の通りである。
1.税務総局のウェブサイトにアクセス
税務総局の電子ポータルにアクセスし、「公共サービス」を選択する。
2.税金滞納に関する強制執行情報を選択
「税金滞納に対する強制執行情報の公開」を選択する。
3.出国関連の通知を検索する
「出国に関する通知を受けた納税者」のタブを選択し、身分証明書、国民身分証(CCCD)、パスポートなどの番号と認証コードを入力して検索する。
出国一時停止の対象となっている場合、「詳細を見る」から、以下の情報を確認できる。
- 氏名
- 住所
- 身分証明書などの番号
- 居住地
- 通知番号
- 出国一時停止の通知日
- 出国一時停止の理由
- 担当税務職員の連絡先
対象となっていない場合は、「該当する結果が見つかりません」と表示される。
「出国一時停止の予定」も確認できる
税務当局の電子ポータルでは、すでに出国一時停止となっているケースだけでなく、出国一時停止措置を適用する予定であることを知らせる通知についても確認できる。
税務当局がこの通知を発行してから30日が経過しても、納税者が規定された税務上の義務を履行しない場合、税務当局は出国一時停止の通知を発行する。
そのため、海外への出張や旅行などを予定している場合、出国直前になって確認するのではなく、税務当局からの通知を日頃から確認しておくことが重要である。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN




























