ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

マーケッターの 独り言Vol.25
Eコマースにベトナムの特色
カテゴリーにより差が出る理由

 インテージベトナムによるベトナムの消費者実態調査(四半期比較:ホーチミン市・ハノイ計200サンプル、男女15~55歳)によると、デジタル機器をEコマースで購入する人は約半数に上り、直近の2020年5月データでは54%となっている。しかも、一番頻度が高い「月5回以上」が購入者の21%とトップである。

 一方、Eコマースでの購入が一番進んでいない分野は、「ヘルスケア・機能性食品および子ども向け商品」であり、購入者は15%にとどまっている。昨年との比較でもほぼ変化はなく、その理由はベトナム人が気にする「安全性」にあると思われる。身体の中に入れる食品、抵抗力の弱い子ども向け商品を、購入前に自分で確認できないことが不安なのだろう。このように両分野では進度の2極化が起こっている。

 日本と比較した違いを見ると、ベトナムではファッション系のアパレル商品の購入は、約半数がEコマースという点だ。新型コロナの影響で消費が慎重だったせいか、5月のデータは49%と比較的低いスコアだが、2019年11月は64%、2020年2月は60%がEコマースで購入。日本では10~20%程度というデータが公表されているのでかなり高い数字だ。

 都市部を除いて欲しい服を売っているショップが近場にないなど、ベトナムならではの事情はある一方で、加速するモバイル化、デジタル化、動画コンテンツ化により、ECサイトでの商品が選びやすくなっている。特に若者向けのファッションメーカーは今後、モバイル動画でのEコマース戦略が重要になるだろう。

根岸正実 Masami Negishi
INTAGE VN Managing Director。INTAGE Japanで海外調査担当後、INTAGE INDIAの支援に従事。その後INTAGE VNへ赴任して2015年11月から現職。講演や学会論文多数。MBA取得。レポートの詳細はWebサービスのSlideShareで「VIEVIEW」と検索。