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【社会】ビンズン省、来年初旬を目途に全面的な規制解除へ

(C)VNEXPRESS

ビンズン省は9月15日以降に3段階で規制を緩和し、2011年初旬に全ての社会経済活動を再開させる計画だ。

9月15日にビンズン省人民委員会は、COVID-19感染抑制後の”新たな日常”へ向けたロードマップを発表した。現在、ビンズン省内のザウティエン、バックタンウエン、バウバン、フーザオ、ベンカット、トゥーザウモットの6つの市町村がグリーンゾーンとして、社会隔離措置が緩和されている。また、トゥアンアン市、ジーアン市、タンウエン村内の一部のグリーンゾーンも社会隔離措置が緩和されている。

ビンズン省では、感染状況がリバウンドすることなく安全を確保した形で3段階に分けて規制緩和を実施したい考えだ。第一段階(10月31日まで)では、まず北部のグリーンゾーンに該当する地域での社会経済活動の緩和措置が優先的に実施される。9月中にビンズン省ではスクリーニング検査を加速させ、検査した場所からクリーンにするという方針の下、F0をレッドゾーンから切り離していく。

第二段階(10月~12月の3か月間)では、感染制御が成功し、レッドゾーンとイエローゾーンが省内から消滅した場合、ビンズン省は、カラオケ、ディスコ、バーなど感染を拡大させやすい一部の業種を除き、製造業、サービス業、販売業の社会経済活動を全面的に再開させる。ワクチンが十分に確保できていれば、ビンズン省は、10月31日までにワクチン接種対象者全員の2回目の接種を完了させ、集団免疫を獲得したい考えだ。

第三段階(2022年以降)では、ビンズン省は全ての社会経済活動を再開させる。一部の感染拡大につながりやすい業種では、活動条件の指標を規定する。しかし、もしビンズン省内の感染が再拡大すれば、ビンズン省人民委員会が状況に応じて適切な処置を実施することになる。

ビンズン省人民委員会は、ビンズン省は、社会経済活動の緩和を性急におこなわず段階的に規制を緩和していくとしている。各地方自治体は、”安全を確保してから製造、製造時は安全でなければならない”というモットーを徹底し、各産業分野や地域の条件に応じて、保健省の定める感染防止安全対策のガイドラインを遵守させる必要がある。

「新しい日常」において、ビンズン省は、コミュニティの医療システムを各街区の医療ステーションを中心として、その周辺に移動式医療ステーションを配置する方針を示している。また、ワクチン接種済みの市民がCOVID-19に感染した場合は、自宅療養を基本として医薬品パッケージを配布するなど医療スタッフがサポートをおこない、重症化した場合のみ病院へ搬送することを推奨している。

ビンズン省の人口はおよそ250万人で、第4波の最初の感染者が確認された5月31日から現在までに16万2847人の感染が確認されている。この数字は、全国でホーチミン市に次いで2番目に多い数字だ。既に12万人近くが退院し、1461人が死亡した。最近10日間では、退院患者数が入院患者数を上回っている。ビンズン省では、18歳以上の人口の約95%が1回目のワクチン接種を完了しており、2回目の接種を完了させるために更に200万回分のワクチンを必要としている。

出典:15/09/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作