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【海外】オミクロン株確認国からの入国者に対する簡易検査を廃止

(C) VNEXPRESS

ベトナム民間航空局は、オミクロン株確認国からの入国者に対して、入国前と入国後の簡易検査は不要とし、PCR検査のみを実施するように提案した。

これは、1月4日に交通運輸省に提出された提案内容だ。ベトナム民間航空局では、もし簡易検査を維持するのであれば検査費用は航空会社の負担ではなく、乗客の負担とすることも合わせて提案している。

海外からベトナムに入国する航空機の乗務員は、次のフライトまでの間に、空港かホテルで1度だけ検査を実施すればよいとされている。

今回のベトナム民間航空局の提案は、オミクロン株が確認された国から入国する場合は搭乗前と降機後に簡易検査を実施しなければならないと定めた政府の公文書9406号の実施に関して、国内外の航空会社からの多くの意見を受けて行われたものだ。

ベトジェットエアは、海外の多くの空港では空港内で簡易検査を実施する体制が整っておらず、搭乗前に簡易検査を実施するのは、現実的ではないとしている。また、このような対応は費用面の問題もある。例えば日本の空港ではPCR検査の陰性証明があるにもかかわらず搭乗前に簡易検査を実施するのに約270USDの費用が掛かる。更に乗客は1~5時間のフライトの後で、ベトナム到着後に再度簡易検査を実施しなければならない。

バンブーエアウェイズは、到着後の簡易検査に通常3時間程度かかると指摘する。現在の保健省の規定では、搭乗手続きの前に有効なPCR検査の陰性証明書を提示する必要があるとされている。そのため乗客は、複数回の検査によって旅費が高くなるのか?自宅での簡易検査は認められるのか?それとも空港で指定された医療施設で簡易検査を受ける必要があるのか?など多くの疑問を抱えている。

1月1日からの4日間で17便の国際線がベトナムに到着し、1753人の乗客が入国した。このうち、ベトジェットエアの東京-ハノイ便、バンブーエアウェイズのソウル-ハノイ便、チャイナエアラインの台北-ハノイ便については、航空会社がノイバイ空港での検査費用を負担した。

その他のフライトでは、航空会社が事前に乗客に対して医療申告と検査費用を準備するように通知しており、乗客が検査費用を自己負担した。

現在、ベトナム民間航空局は、1月1日から再開を予定していた国際商業旅客便の9路線うち、日本、台湾、シンガポール、カンボジア、アメリカ、韓国、ラオス、タイの8路線の運行を許可している。残りの中国とのフライトについては、中国側との交渉が完了しておらず、再開が見送られている。

出典:04/01/2022 VNEXPRESS
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