ハイネケンが約4億USD(9兆VND)を投じて建設した年間11億リットルのビールを製造できる40ヘクタールの工場が稼働を開始した。
ハイネケンベトナムのブンタウビール工場が9月24日に完成した。
ハイネケンベトナムのアレクサンダー・コック社長は、この工場はベトナムに6か所あるビール工場のうち最大規模の工場であり、東南アジアでも最大規模のビール工場であると述べた。
ハイネケンがベトナムを大規模な投資先に選んだのは、潜在的な市場性があり、ビジネス環境が良好だからだ。今回の投資規模拡大は、ハイネケンがベトナムだけでなく東南アジア地域でより迅速にビジネスを拡大させるための一歩となる。
このビール工場は、以前はカールスバーグが所有しており年間3000万リットルのビールを製造していた。2016年にハイネケンが工場を買収し、年間の製造規模を11億リットルまで引き上げた。この工場の電力は全て再生可能エネルギーで賄われている。
このビール工場では、環境に配慮して埋め立て廃棄物を無くし、水を節約し、全ての廃棄物と余剰品はリサイクルすると誓約している。工場内には1時間に13万本の缶ビールを製造できる完全自動充填機が設置されており、工場の労働者数は約200名となっている。
ブー・ドゥック・ダム副首相は、ハイネケンは気候変動に対応するためにグリーン開発投資に積極的であると評価した。この工場は、高品質の製品とサービスを提供するだけでなく、省および全国の経済発展雇用創出、社会保障に積極的に貢献している。
出典:25/09/2022 VNEXPRESS
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