ベトナム南部ドンナイ省で9月3日、一家3人が殺害される事件が発生した。ドンナイ市警察は同日、21歳の男を逮捕し、事件に至った経緯などについて発表した。
警察によると、容疑者は元交際相手の自宅への侵入を試みたものの、家族が戸締まりを強化したため侵入できず、その後、隣家に入り事件を起こしたと供述している。
元交際相手の自宅への侵入を試みる
警察の発表によると、容疑者のグエン・ドゥック・アイン容疑者(21歳)は、被害一家の隣に住む17歳の女性と交際していたが、最近になって別れを告げられたことから、女性に危害を加えることを考えるようになったという。
9月3日未明、友人らと酒を飲んだ後、容疑者は刃物を持って元交際相手の自宅を訪れた。
玄関などが施錠されていたため、容疑者は屋根に上がり、天窓から住宅内に入ろうとしたという。
物音に気付いた女性の父親が照明をつけたところ、屋根にいる容疑者を発見。容疑者は侵入を続けようとしたため、父親は恐怖を感じて住宅の扉を固く閉めた。
警察によると、容疑者はこの際、女性の家族全員を殺害するといった趣旨の発言をしていたという。
侵入先は元交際相手ではなく隣家
元交際相手の自宅に入ることができなかった容疑者は、その後、隣接するN.V.Qさん(40歳)の住宅へ移動した。
容疑者は屋根を経由して2階から住宅内に入り、階段を下りているところをN.V.Qさんに発見されたという。
容疑者がN.V.Qさんに襲い掛かり、重傷を負ったN.V.Qさんは住宅の外へ逃げだしたものの、後を追ってきた容疑者に何度も襲われた。
警察によると、容疑者はその後、住宅内に戻り、N.V.Qさんの妻H.T.Mさん(36歳)と、11歳の子ども、1歳を超える子どもを襲ったという。
この事件で、N.V.Qさんの妻と2人の子どもの計3人が死亡し、N.V.Qさんは病院で治療を受けている。
容疑者と被害者一家に面識やトラブルなし
今回の事件で特徴的なのは、被害を受けた一家と容疑者の間に、もともとの面識やトラブルがなかったことである。
ドンナイ市警察によると、容疑者自身も、被害者一家とは面識がなく、過去に対立やトラブルもなかったと供述している。
つまり、容疑者が当初接触しようとしていた元交際相手の住宅に隣接していたことから、別の一家が事件に巻き込まれた形となる。
警察が現場で捜査
通報を受けたビンミン社の警察が現場に到着した際、容疑者は住宅の門を開けていたため、警察が住宅内に入り身柄を確保した。
ドンナイ市警察の刑事警察部門は同日、ビンミン社警察、鑑識部門、ドンナイ市人民検察院と合同で現場検証を実施した。
警察は、遺体の検視や現場の状況確認、目撃者や関係者からの聞き取りなどを進め、事件の詳しい経緯を調べている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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