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タンロン工業団地がDXサービス
初歩から始めるスマート製造業

北部で3つの工業団地を運営するタンロン工業団地が、昨年4月からDXサービス「moganadx」を提供している。予約を含めて現在8社が導入しており、高評価を得てベトナム全土に展開する予定だ。

 1997年設立のタンロン工業団地は、第二タンロン工業団地と第三タンロン工業団地を合わせて日系企業約200社が入居しており、3拠点の総従業員数は約10万人に上る。こうした日系製造業の課題を聞き取りながら、2022年から新サービスを計画していった。

「多くの方が求めていたのが製造現場の情報の集約、見える化、それによる課題解決でした。ただ、実現には高い壁を感じているようでした」

 例えば、紙の帳票ではデータを細かく取得し加工すると手間がかかるので、管理職に報告が上がる頻度は週1回、長いと月1回。日々の生産量や残業時間などの日報でも早くて翌日となる。一方、その間も工場は動いており、必要な時に正確な情報を得て、生産や作業を効率化したいという要望が多かった。

 しかし、いきなりのDX化やシステム化には抵抗があった。導入の方法がわからないし、コストも工数も必要で、IT担当といったリソースも限られているからだ。結局は躊躇して断念するケースも多かった。

 こうした現場の実情から生まれたDXサービスが「moganadx(モガナ)」だ。現在は入居する日系製造業8社が利用している(予約を含む)。

 moganadxは工場のデータ管理をデジタル化するサービスで、日報や不良データなどをデータベースに蓄積して一元管理する。具体的には現場スタッフがスマホ、PC、タブレットなどからテンプレートに情報を入力して(または制御装置から自動取得も可)、管理者や生産現場のリーダーがダッシュボードで管理する。

 無理をせず、必要な作業から始めるのが特徴だ。タンロン工業団地がヒアリングしてサービスや契約の内容を検討し、導入後は日本語とベトナム語で現場をサポートする。この伴走期間は週に1回、2~3ヶ月取り組むケースがが多い。

「アクションを簡単にしていることもありますが、ベトナム人の方はスマホ世代が多くて覚えるのが早いです」

 moganadxはいわば初心者向けのDXで、小さく始めて大きく育てることが目標。そのため最初の課題を探ることが大切で、ヒアリングからサービス開始まで短くて1ヶ月、規模が大きければ3ヶ月から半年かけて準備を行うこともある。

 また、導入しやすいように料金はサブスクリプションで、サービス内容やアカウント数で異なるが、月額9万円以下(初期導入費用除く)から始めた企業もある。

「製造現場にある情報をDXで活用したい場合はぜひご連絡ください」

お問合せ先
Thang Long Industrial Park 1階 DXデモルーム
住所:Thang Long Industrial Park Kim Chung, Đông Anh, Hà Nội
担当者:向井 / 中島
連絡先:Mobile;+84 362934493、Email;rina.nakajima@tlipgroup.com