食料・医薬品分野の協力拡大へ
5月7日午前、ホーチミン市人民委員会のグエン・バン・ドゥック主席は、ホーチミン市に着任したキューバのマウリシオ・アレハンドロ・マルティネス・ドゥケ新総領事と会談した。
会談でグエン・バン・ドゥック主席は、新総領事の着任を歓迎するとともに、ベトナムとキューバの関係について「誠実で揺るぎない友好関係」であると強調した。
また、この関係はホーチミン主席とフィデル・カストロ前国家評議会議長によって築かれたものであると述べた。
ホーチミン市、キューバ支援継続の姿勢
グエン・バン・ドゥック主席は、封鎖・制裁政策によって困難に直面しているキューバ国民に連帯を示した。
そのうえで、ベトナム、特にホーチミン市として、可能な範囲でキューバ支援を続け、現在の困難克服を後押しする考えを示した。
これまでベトナムは、コメを中心とした食料生産自給に向けた技術移転支援などを実施してきた。
また、ホーチミン市もキューバの一部学校に対し、コンピューターや太陽光発電設備を支援しているという。
「重要なのは自給力強化」
一方でグエン・バン・ドゥック主席は、こうした支援はあくまで短期的措置にすぎないとの認識も示した。
重要なのは、キューバ自身が食料、工業、生活必需品生産における自給能力を高めることだと指摘した。
さらに、医薬品、特殊医薬品、ワクチン分野は双方に大きな協力余地があるとして、今後の連携強化に期待を示した。
キューバ総領事「真の友人が分かる」
キューバのマウリシオ・アレハンドロ・マルティネス・ドゥケ総領事は、現在のキューバ情勢について説明するとともに、ベトナムおよびホーチミン市による支援に謝意を表明した。
特に、制裁解除支持や食料・エネルギー支援への感謝を述べた。
総領事は、「こうした困難な状況だからこそ、誰が真の友人なのか分かる」と語り、キューバ国民はベトナム国民からの支援を深く記憶していると強調した。
医薬品・エネルギーなど支援協力を協議
会談では、今後支援が必要な物資や具体的な協力実施方法についても協議が行われた。
双方は、ベトナム・キューバ関係および国際関係全体との調和を図りながら、協力を進める方針を確認した。















