ベトナムの2026年9カ月間の国内総生産(GDP)は、前年同期比9.01%増となった。第3四半期(7~9月)は9.95%増と、2026年第1四半期の8.15%増、第2四半期の8.81%増を上回った。
地域別では、全国34の省・中央直轄市のうち12地方が10%以上の成長率を記録した。中でもクアンニン省が12.54%増で最も高く、ハティン省、ハイフォン市、バクニン省、ニンビン省が続いた。
第3四半期GDPは9.95%増
ベトナムの財務省統計局は10月3日、ハノイで2026年第3四半期および9カ月間の経済・社会統計を発表した。
統計局のグエン・ティ・フーン局長によると、ベトナム全国の第3四半期のGDP成長率は前年同期比9.95%増となる見込みである。
成長率は、第1四半期の8.15%増、第2四半期の8.81%増から加速した。
産業別では、農林水産業が4.21%増、工業・建設業が12.50%増、サービス業が9.54%増となった。
経済全体の付加価値増加への寄与度では、工業・建設業が51.57%と最も大きく、サービス業が43.29%、農林水産業が5.14%となった。
9カ月GDPは9.01%増、工業・建設業が11.21%増
2026年1~9月のGDP成長率は前年同期比9.01%増となった。
産業別では、農林水産業が4.02%増、工業・建設業が11.21%増、サービス業が8.69%増となった。
経済全体の付加価値増加への寄与度は、工業・建設業が49.62%、サービス業が45.03%、農林水産業が5.35%である。
9カ月間の経済成長では、工業・建設業とサービス業が大きな役割を果たしている。
輸出が21.29%増、投資も17.88%増
GDPを需要面から見ると、9カ月間の最終消費は前年同期比8.51%増、資産形成は17.88%増となった。
財・サービスの輸出は21.29%増、輸入は27.19%増と、貿易も大幅に拡大した。
第3四半期だけを見ると、最終消費は8.96%増、資産形成は21.39%増、輸出は23.27%増、輸入は28.75%増となった。
特に輸出と資産形成の伸びが大きく、工業・製造業を中心とする生産活動や投資の拡大が、経済成長を押し上げる要因となっている。
34地方のうち12地方が10%以上の成長
地方別の域内総生産(GRDP)では、2026年1~9月に全国34の省・中央直轄市のうち12地方が10%以上の成長率を記録した。
最も高かったのはクアンニン省の12.54%増である。
これにハティン省の12.36%増、ハイフォン市の12.08%増、バクニン省の11.81%増、ニンビン省の11.31%増が続いた。
いずれも10%を超える高い成長率となっている。
一方、成長率が比較的低かったのは、ソンラ省の5.59%増、ビンロン省の7.32%増、カマウ省の7.37%増、ドンタップ省の7.44%増などである。
これらの地方では、発電量の減少に加え、農業が経済構造に占める割合が比較的大きいことなどが、成長率を押し下げる要因となった。
工業・製造業を基盤とする地域で高成長
統計局のグエン・ティ・フーン局長は、全体として高い成長率を記録した地方は、工業を基盤とし、加工・製造業の生産規模が大きい地域に集中していると説明した。
こうした地域では、投資や輸出に加えてサービス業の発展も成長を押し上げているという。
2026年のベトナム経済は、第3四半期にGDP成長率が9.95%まで上昇し、9カ月累計でも9.01%増となった。地方別にも12地方が10%以上の成長を記録しており、工業・製造業、投資、輸出を軸とした地域経済の拡大が続いている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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