ベトナム国会議長、イタリア訪問で関係深化へ
2026年4月14日、イタリアの首都ローマにおいて、チャン・タイン・マン国会議長は、イタリア・ベトナム友好議員連盟のキアラ・グリバウド会長と会談した。
今回の訪問は、両国間の戦略的パートナーシップを一層深化させることを目的としている。
議会交流を通じた関係強化
グリバウド会長は、これまでの両国議会間の協力関係を高く評価し、同議員連盟のベトナム訪問を早期に実現したい意向を示した。また、マン議長の国会議長就任を祝意をもって歓迎した。
イタリアは、EU・ベトナム投資保護協定(EVIPA)をいち早く批准した国の一つであり、議会交流や人的交流の強化が両国および地域の繁栄と平和に寄与すると強調した。
これに対しマン議長は、同議員連盟が政治的信頼の強化や友好関係の拡大に果たしてきた役割を評価した。
貿易・投資は着実に拡大
両国は外交関係樹立から50年以上、戦略的パートナーシップの枠組みでも10年以上の実績を持つ。
現在、政治的信頼は強化され、経済・貿易・投資・文化分野での協力も拡大している。2025年、両国の貿易総額は約73億USDに達し、イタリアからベトナムへの投資は累計約6億3,300万USDとなっている。
相互補完性を活かした協力拡大
マン議長は、両国には以下のような大きな協力余地があると指摘した。
- ベトナム:製造業基盤、人口1億人超の市場
- イタリア:加工・製造技術、ハイテク、ファッション、デジタル・グリーン分野
今後は双方の強みを活かし、経済協力の深化を図るべきとしている。
また、議会レベルでのハイレベル交流や若手・女性議員の交流を通じ、立法経験の共有を進める必要性を強調した。
FAOとの協力強化、農業改革を支援要請
同日、マン議長は国連食糧農業機関(FAO)の屈冬玉事務局長とも会談した。
マン議長は、FAOが世界の食料安全保障や農業開発に果たしている役割を評価し、ベトナムにとって重要なパートナーであると強調し、特に以下の分野での支援を要請した:
- 農業の高付加価値化
- グリーンで持続可能な農業
- 食料システムの転換
- デジタル農業の推進
- 気候変動への対応
また、メコンデルタにおける低排出型高品質米100万ヘクタール計画など、既存プロジェクトの推進にも言及した。
FAO、ベトナムの成長を高く評価
屈冬玉事務局長は、ベトナムの経済社会発展の成果を高く評価し、農業分野におけるリーダーシップを称賛した。
また、ベトナムの開発モデルは他国にも共有可能な成功事例であるとし、今後も持続可能な食料システムや気候対応型農業での協力を強化する意向を示した。
農業・食料分野で協力拡大へ
双方は、既存の協力プロジェクトの効果を高めるとともに、以下の分野で連携を強化することで一致した。
- 持続可能な農業
- 食料システムの変革
- イノベーション
- 食料安全保障
これにより、地域および世界の持続可能な発展に貢献する方針である。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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