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ベトナムニュース【教育】高校卒業試験でスマホを使ったカンニング

(C) VNEXPRESS

クアンニン省ダムハー県の高校卒業試験会場において、ある受験者がスマートフォンとWifi送信機を使用して、試験問題を外部に転送して支援を求めていたことが分かった。

7月10日のクアンニン省警察の発表によると、7月8日に実施された高校卒業試験で英語試験教室で試験受けていた18歳の受験者が通信機器を使用して不正をおこなったとして試験官に摘発された。

試験監督評議会は、この受験生からiPhoneとWifi通信機、直径1㎝ほどの小型イヤホンとその付属部品などを押収し、記録文書を作成した。試験監督評議会は、この受験生に対する試験を一時停止するとしている。

ダムハー県警察は、この受験生から事情を聴いている。調べに対して受験生は、上述の通信設備を使って試験問題を外部に送信し、第三者に回答をサポートしてもらうように依頼したと供述している。

ダムハー高校の試験会場でこのような高度な危機を使用した不正受験が発覚したのは、今回が初めてのことだ。

教育訓練省によると7月7日と8日に実施された高校卒業試験において、全国で約50人の受験者が、規則違反で摘発されている。このうち6人が資料を試験会場に持ち込んでおり、44人が携帯電話を不正に使用していた。試験科目別では、国語が最も違反者が多く12人で、数学と自然科学でもそれぞれ10人、社会科で11人、外国語で7人が摘発されている。

2021年の不正受験者数18人に比べて今年は違反者が3倍近く増加しており、その多くが携帯電話と通信機器を悪用したものだった。

出典:10/07/2022 VNEXPRESS
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