ベトナム商工省のグエン・ホン・ジエン大臣は、4月2日にベトナムとイスラエルが2023年中に自由貿易協定（FTA）を締結するための事前交渉が完了したとを発表した。
グエン・ホン・ジエン大臣は、4月2日にイスラエルのニール・バーカット経済産業大臣と会談をおこない、7年間の二国間交渉を経て両国は ベトナム・イスラエル・自由貿易協定（VIFTA）の条件で合意し、両国政府が両国の企業が農業、ハイテク産業、IT産業、工業インフラなど様々な分野で協力するチャンスを拡大することを支援、促進することになったと述べた。
ジエン大臣は、イスラエル政府に対してデジタル経済とエネルギー変革の分野での経験と技術をベトナムと共有することを要請した。
ニール・バーカット経済産業大臣は、今後も両国の協力関係を継続し、貿易拡大を促進し、VIFTAの誓約事項を活用して、イスラエルとベトナムの企業にビジネスと投資において有利な条件を作り出すことに同意した。
VIFTAは、包括的で質の高い協定だ。VIFTAは、商品への関税を撤廃し、関税障壁をなくすことで、両国の貿易、サービス投資の促進を支援する。
交渉終了後、両国はこの協定を年内に締結するためにテクニカルな面と法的な面についての手続きを完了させる予定だ。
イスラエルはベトナムにとって中東地域で3番目に大きな輸出相手国で、5番目に大きな貿易相手国となっている。2022年のイスラエルとの貿易総額は14億USDに達している。
現在、ベトナムは、15の二国間または、多国間との自由貿易協定を締結しており、それによって世界の主要な国々と貿易と投資に関する協力関係を構築している。
出典：02/04/2022 VNEXPRESS
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