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【経済】アメリカ向けエビの輸出が回復

(C) VNEXPRESS

ベトナム水産品輸出協会(VASEP)によれば、2023年9月のアメリカへのエビの輸出額は前年同期比23%増となり、3か月連続のプラス成長となった。

ベトナム水産品輸出協会(VASEP)は、最近なってエビの輸出には回復の兆しが見えると評価した。先月の全体のエビの輸出量は、8%減の3億2200万USDとマイナス成長から脱してはいないものの減少幅は徐々に縮小している。2023年9月までのエビの総輸出額は250億USDで、前年同期比では26%減となっている。

VASEPは、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ベルギー、台湾などの市場で輸出額が1~54%のプラス成長になっていると指摘する。なかでも特に目立つのがアメリカ市場の回復だ。

アメリカへのエビの輸出は9月もプラス成長となり、3ヶ月連続のプラス成長となった。9月の成長率23%は、前の2か月よりもさらに高い数字となっている。但し、2023年9月までで見れば、アメリカへの輸出額は5.2億USDで、前年比23%のマイナスとなっている。

データによれば、アメリカのエビの輸入量は最近増加傾向にある。その理由の一つとして考えられるのは、アメリカの個人消費が安定してきていることだ。IMFが今年の成長率を0.3ポイント、来年の成長率を0.5%引き上げたことで、アメリカの経済成長予測も楽観視されるようになっている。

VASEPによれば、EU、日本、韓国など残りの主要市場では、エビの輸出額は依然として10~26%のマイナスだが、マイナス幅は以前より小さくなっている。

中国本土と香港市場に関しては、6月~8月まで3か月連続でプラス成長を記録した後、再び減少に転じた。これは、エクアドルから大量のエビを輸入したことで在庫が多くなっていることが理由だと考えられている。VASEPによれば、今年の年末までに中国のエビの消費需要が回復する可能性は低い。

しかし、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの年末休暇に向けてのエビ需要が高まることで、下半期のエビの輸出は上半期を上回るとVASEPは予測している。

出典:22/10/2023 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作