2023年1月から9月までの宝くじの総売り上げは34兆5000億VNDを超え、過去最高額を記録した。これは1日あたり約1270億VNDの売上に相当する。
財務省の統計によれば、2023年9月までの全国の宝くじ総売上は、34兆5460億VNDに達し、前年同期比で約20%も増加した。また、この金額は、3四半期合計の宝くじ売上としては過去最高額でもある。これにより2023年の売り上げ計画に対して既に92%が達成されたことになる。
宝くじ売上は南部の省と市に集中している。例えば、ホーチミン市の場合、今年9月までの宝くじ売上は、前年同期比8%増の3兆5850億VNDに達し、全国売上の約10%を占めている。
他の南部の多くの省でも今年の宝くじ売上が急激に増加しており、1兆VNDを超えた地域も少なくない。例えば、ドンナイ省は前年同期比35%増の1兆6300億VND、カントー市が11%増の1兆3270億VND、ドンタップ省が20%増の1兆5200億VND、ティエンザン省が15%増の1兆4600億VND、ヴィンロン省が10%増の1兆1870億VNDなどとなっている。
経済活動が低迷する中、宝くじ事業は、前年と比較して増加した数少ない歳入の1つだった。一方で、個人所得税、環境保護税、各種行政手数料、輸出入税などの政府の主な歳入は全て減少している。
今年半ば頃に南部宝くじ評議会のドー・クアン・ビン会長は、「宝くじ事業は全盛期にある」と述べた。これ受けて常任委員会は財務省に対して、現行の宝くじ発行枚数は需要に対応しきれていないとして、10月1日から発行枚数を8%増加させるよう提案していた。
出典:17/11/2023 VNEXPRESS
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