夜間に住民が泣き声を聞き発見
ザーライ省イアモー村で、生後間もない女児がゴム園内で身体の一部を土に埋められた状態で発見された。イアモー村公安は12月9日、関係機関と協力して女児の身元を捜索していると明らかにした。
女児を発見したのは、同村在住のR.L.B.氏で、12月8日21時ごろ、ゴム園で用事をしていた際に泣き声を聞き、声の方向へ向かったところ、顔だけが露出し、身体の多くが土に埋まった状態の新生児を見つけたという。
B氏はすぐに女児を自宅へ連れ帰り、保温し、周囲に知らせたのち、当局へ通報した。
新生児は女の子で、へその緒が残った状態
イアモー村公安と医療スタッフが現場に駆けつけ、女児の健康状態を確認した。新生児は女児で、へその緒が残ったままであり、額には動物に引っかかれたとみられる傷があった。
応急処置の後、公安と医療スタッフは女児をイアモー村医療ステーションを経て、ザーライ省小児病院へ搬送した。
呼吸不全の兆候、虫刺されや擦過傷も
病院によると、女児は軽度の呼吸不全があり、顔に擦過傷、手足に虫刺されとみられる赤い斑点が確認された。
生後まもなく遺棄され、土に埋められた可能性が高いという。
女児には感染症予防のため抗生物質が投与され、酸素投与と輸液が行われている。現在、健康状態は安定しており、医師が特別管理下で経過を観察している。
地元当局が身元情報を呼びかけ
地方政府は、遺棄された女児の家族や身寄りに関する情報提供を広く呼びかけている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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