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【新型コロナ】ホーチミン市、71万人以上のワクチン接種完了

(C)VNEXPRESS

6月19日から6月27日の午後6時までに、ホーチミン市はCOVID-19のワクチン接種に訪れた79万7420人のうち、71万773人にワクチンを接種した。

これは、6月28日の早朝に開かれたCOVID-19感染防止指導委員会の会議において、ホーチミン市保健局のグエン・タン・ビン局長が明らかにした情報だ。

ワクチン接種前の問診で全体の13%以上となる9万3200人以上が接種を延期された。今回のワクチン接種では39万8504人が市内のコミュニティで接種を受け、31万2269人が工業団地や輸出加工区で接種を受けた。また、2万6000人以上の民間医療従事者が、医療施設で接種を受けた。

ホーチミン市保健局によると、今回のワクチン接種では、接種後に676件の副反応事例が記録され、その内101件がアナフィラキシーショックであった。全ての副反応事例は、慎重に経過観察が行われ、現時点では容体は安定している。

今回のワクチン接種キャンペーンでは、8000人の医学部生、5000人のボランティア青年団、1万人の港湾職員、3500人のタンソンニャット国際空港職員、民間クリニックのスタッフ、隔離施設スタッフなどが新たな優先接種対象者としてホーチミン市保健局によって追加された。

ホーチミン市では、6月19日から国内で過去最大規模の80万6000回分のCOVID-19ワクチン接種キャンペーンをスタートした。ワクチン接種には、医師2名と看護師3名の5名からなるチームが1000チーム以上組織された。

ワクチン接種キャンペーンの開始時には、幾つかの問題が発生したが、6月22日以降はワクチン接種が加速し、非常に効率よく接種が進められているとビン局長は25日の会議で説明した。

3月8日からおこなわれた以前のワクチン接種キャンペーンでは、議決21号に従い優先接種対象者に対して14万5300回以上のワクチン接種が実施された。

ホーチミン市は、過去最大規模の感染爆発に直面しており、4月27日から6月28日までに3280件の市中感染が確認されている。ホーチミン市の感染者数は、この10日間ほど国内の1日の市中感染者の大部分を占めており、感染拡大第4波の累計感染者数はバクザン省に次いで2番目の多さとなっている。

出典:28/06/2021 VNEXPRESS
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