5月20日、ビンディン省農業農村開発局水産支局は、地元の漁師が捕獲したワニガメを受け取ったと発表した。
ビンディン省農業農村開発局のチャン・バン・フック局長によると、5月19日に地元の漁師であるレ・タムさん(クイニョン市在住、53歳)がティナイ湾で漁をしていた時にワニガメを捕獲したとのことだ。
タムさんは、ビンディン省水産支局に、長さ45㎝、体重4.3㎏のワニガメを手渡した。この亀は長い尻尾を持ち、ワニの尾のような鋭いとげがある。甲羅は平らになっており、他のウミガメと違って甲羅に3列の鋭い突起が出ている。
「これは、世界最大の淡水亀の一種で、ティナイ湾で捕獲されたのはこれが初めてです。我々は、この亀を一時的な飼育のためにクイニョンサファリパークに引き渡しました」とフック局長は述べた。
ビンディン省水産支局によると、この種の亀は、主に北米に生息しており、テキサス州東部からフロリダにかけてや、カンザス州、アイオワ州南東部、イリノイ州西部などが主な生息域だ。
今回、ワニガメがビンディン省で捕獲された理由については、珍しいペットして取引されていたものが逃げ出した可能性が高いとみられている。ビンディン省水産支局は、世界自然保護センターベトナム事務所にこのワニガメの今後の保護方法について問い合わせている。
出典:20/05/2021 ZING NEWS
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