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マーケッターの 独り言Vol.18
ベトナムにおけるK-POP戦略
韓国旅行+コンサートが始まるか

 ベトナムでは、日本人の10倍に当たる約22万人の韓国人(KOTRA統計局2019)が暮らしていることもあり、韓国文化であるK-POPを耳にする機会が多い。韓国料理店のみならず、Grabタクシーの中で若い運転手がK-POPを流していることも少なくない。

 弊社リサーチ結果でも、K-POPを「とても好き」と答えたベトナム人は20%、「好き」は31%と、半数以上のベトナム人がK-POPを好意的にとらえている(2019年9月ホーチミン市23~40歳:計100サンプル)。

 韓国の大手音楽事務所は当初、魅力的な市場としてベトナムでのK-POPコンサートに力を入れていた。2017年にハノイで行われた韓国放送局のMBCが主催したK-POPコンサートでは、人気のSEVENTEEN、Apink、SE7EN、EXIDをはじめ、新韓流スターとして急浮上していたLABOUM、HALO、I.C.E、B.I.G、MASC、NC.Aなど若年層を中心に多くのアーティストが来越した。

 このコンサートで、グレードの低い席は満席となった一方で、最もグレードが高い400万VND(約180USD)の席は空席が目立った。ベトナムの1人当たりの名目GDPは2017年で約2400USD、日本の5分の1~8分の1という物価からすると、ターゲット層に対する価格設定にミスマッチが起きてしまったようだ。

 しかし、この大手音楽事務所の経験から、中小の音楽事務所が韓国でのコンサートツアーを提供していくなどが検討されつつある。今後はベトナム人に、流行りの韓国旅行にコンサートを加えたセット売りが進むものと思われる。中間層のベトナム人を積極的に攻略するという意味でも、大きなビジネスチャンスを秘めている。

柳 甫佶 Paul Ryu
INTAGE VN のMarketing Manager。INTAGE Japanで海外調査担当後、日本人の妻と一緒にINTAGE VNへ赴任。日本でBranding Masterを取得(九州大学大学院)。レポートの詳細はWebサービスのSlideShareで「VIEVIEW」と検索。