【社会】ダナン市中心部、歩道占拠や客引き一掃へ　

中心部各街区で一斉取り締まり

ダナン市の中心部各区は、歩道や車道を占拠した営業行為、客引き、路上物乞いなどを取り締まるため、大規模な取り締まりを開始した。
ホアクーン街区人民委員会のチューン・タン・ズン主席によれば、今回の取り組みは都市秩序の維持を目的とした「集中取り締まり期間」として実施されている。

対象は歩道占拠から不法投棄まで

ホアクーン街区では、歩道や車道の営業利用や違法駐車、ビラ配布、違法広告設置、飲食物の路上販売、衛生基準を満たさない食品販売、ゴミ・排水の不法投棄など、多岐にわたる違反行為を取り締まる。
さらに、主要道路での行商や客引き、偽装した物乞い行為、違法な建物改築・外観改造なども対象となる。

市場周辺・観光地も重点監視

巡回は街区内全域の道路、公共スペース、主要幹線道路、およびホアクーン中央市場やホアトゥアン市場などの周辺で行われる。
パトロールは朝・昼・夜の3交代制で実施され、ホアクーン街区では2つの合同巡回チームを編成。1チームはホアクーン中央市場や9月2日広場周辺、もう1チームはホアトゥアン市場、グエンチーフーン市場、バクダン歩行者天国などを担当する。

週末・祝日も休まず継続

取り締まりは土日祝日や勤務時間外も途切れることなく行われ、終了後も定期的な監視を継続して「一時的な取り締まりに終わらせない」としている。
同様に、ハイチャウ区人民委員会も中心街や観光地での都市景観・観光秩序・環境衛生違反の取り締まりを強化しており、バクダン通り、チャンフー通り、APEC公園、ハン市場、コン市場、ダナン病院周辺などが重点監視対象となっている。