飲食店での料金トラブルが乱闘に発展
中部ダナン市の飲食店で、いわゆる「チップ(サービス料)」を巡るトラブルが発端となり、複数の若者グループによる乱闘事件が発生した。
刃物や木製の棒、椅子などが使用され、複数人が負傷する事態となった。
裁判所、4人に実刑判決
3月16日、ダナン市人民裁判所は本件の一審公判を開き、以下の4被告に有罪判決を言い渡した。
- ド・チョン・ラップ被告:懲役7年
- ダン・バン・トゥアン被告:懲役5年
(いずれも殺人罪) - フン・タン・ディン被告:懲役2年6か月
- ホー・タン・フン被告:懲役2年
(いずれも公共秩序攪乱罪)
「ビール注ぎサービス」巡り対立
起訴状によると、事件は2023年12月22日午後5時ごろ、ダナン市グーハインソン区の飲食店で発生した。
ラップ被告らのグループは、1人あたり30万VNDで女性スタッフによるビール注ぎサービスを依頼していた。
同日午後9時15分ごろ、会計時にグループの一部がサービス料金に同意せず支払いを拒否し、さらにスタッフに対して侮辱的な発言を行ったことからトラブルに発展した。
知人を呼び寄せ事態がエスカレート
これに憤った女性スタッフが交際相手のディン被告に電話で連絡した。
当時、ディン被告はフン被告と飲酒中であり、話を聞くと台所から包丁を持ち出し、フン被告には木製の棒を持たせてバイクで現場へ向かった。
店内で騒動、客が逃げ出す混乱に
現場では双方が口論となり、フン被告は棒で椅子を叩き、テーブル上の物を投げるなどして店内は混乱状態に陥った。
このため、客や従業員が逃げ出す事態となり、周辺は一時騒然とした。
刃物による攻撃で負傷者も
乱闘の中で、ディン被告は相手グループの一人を蹴り倒し、仲裁に入ったトゥアン被告にも暴行を加えた。
一度は店員によって両者が引き離されたものの、その後も衝突は続いた。
フン被告がラップ被告に対して棒で攻撃すると、ラップ被告は包丁で応戦し、さらに追跡する事態となった。
追跡の過程でディン被告はフン被告を助けようとして現場に戻ったが、トゥアン被告が投げた木製の椅子が当たり転倒。その後、ラップ被告がディン被告に対し刃物で複数回攻撃を加えた。
鑑定の結果、ディン被告は頭部や首、右前腕に傷を負い、傷害率は14%と認定された。
誤認による追加暴行も発生
さらに、ラップ被告のグループは店に戻った後、別の客をディン側の人物と誤認し、暴行を加える事態も発生した。
被害者は負傷し、病院に搬送された。
裁判所「極めて危険な行為」と指摘
裁判所は、被告らの行為について「粗暴かつ危険であり、些細なトラブルから凶器を用いた暴力に発展し、重大な結果を招いた」と指摘した。
また、社会秩序に悪影響を与えた点も重く見た。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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