ホーチミン市では2026年初頭からの5カ月間で、企業の求人需要が14万件を超え、人手不足が顕在化している。特に単純労働、製造オペレーター、営業職で高い需要が続いている。
5カ月で14万5,000件超の求人需要
ホーチミン市内の統計によると、2026年初めから5月までに企業の求人需要は14万5,814人に達した。
労働市場は回復傾向にあるものの、企業の採用ニーズと労働者のスキル・適応力との間には依然としてギャップが存在している。
企業側は特に、即戦力となる適応力や職業技能、労働規律を重視する傾向を強めている。
単純労働が最大の需要分野
職種別では、以下のような構成となっている。
- 単純労働・軽作業:4万1,689人(28.59%)
- 機械操作・製造オペレーター:2万5,951人(17.8%)
- 営業・販売職:1万6,442人(11.28%)
- 生産管理・研究開発・検査:8,241人(5.65%)
特に単純労働分野が最大の需要を占めており、製造・販売分野と合わせて労働需要の中心となっている。
労働市場の回復とスキルミスマッチ
これらの数字は、ホーチミン市の労働市場が依然として製造業とサービス業に強く依存していることを示している。
同時に、企業が求めるスキルレベルと労働者の能力の間にギャップがあることも浮き彫りとなっている。
26万人超に職業相談を実施
ホーチミン市雇用サービスセンターは、対面・電話・オンライン(Zalo、SNSなど)を通じて職業相談と求人紹介を実施している。
5カ月間で26万5,813人に対して職業相談を行い、そのうち1万5,560人に実際の就職機会を紹介した。
同センターは今後も企業とのマッチング強化を進め、安定的かつ持続的な雇用機会の創出を目指すとしている。



















