ベトナム政府は、米国とイランが和平合意に達したと発表したことを歓迎し、中東地域の平和と安定に向けた重要な前進として評価した。
ベトナム外務省が歓迎声明
6月15日、米国とイランの和平合意に対するベトナム政府の見解について記者から質問を受けたベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は、次のように述べた。
「ベトナムは、米国とイランが和平合意に達したと発表したことを歓迎する。我々は、この合意の実現に向けて行われた努力を高く評価する」
早期署名と履行を呼びかけ
ハン報道官はさらに、関係各国に対して合意文書への早期署名と完全な履行を求めた。
そのうえで、「国際法および国連憲章に基づき、中東地域、とりわけホルムズ海峡に平和と安定をもたらす包括的かつ持続可能な解決策の実現を期待する」と強調した。
また、地域諸国の利益だけでなく、世界全体の平和、安定、協力および発展にもつながるとの認識を示した。
米国とイランが和平合意を発表
報道によると、6月14日午後(米国東部時間)、米国のドナルド・トランプ大統領は自身のSNSへの投稿で、「イランとの合意はすでに完了した」と表明した。
この投稿は、仲介役を務めたパキスタンのシェバズ・シャリフ首相が、現地時間6月15日未明に和平合意の成立を発表した直後に行われたという。
19日にスイスで正式署名の見通し
報道によれば、両国は6月19日にスイスで覚書(MOU)へ正式署名する見通しである。
6月15日に公表された覚書草案では、署名と同時に両国間の戦闘を停止することが盛り込まれている。
また、
- 米国は海上封鎖の解除を開始する
- イランはペルシャ湾とオマーン湾を結ぶ商船航行手続きを再開する
- 米国は対イラン制裁の緩和を進める
といった内容が含まれているとされる。
今回の合意が正式に発効すれば、中東地域の安全保障環境や国際物流の要衝であるホルムズ海峡の安定化につながる可能性があり、国際社会の注目を集めている。




















