ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

ベトナムの3港が世界コンテナ港トップ100入り ハイフォン港は26位に上昇

ベトナム北部の主要港湾であるハイフォン港
(C)THANH NIEN

英国の海運専門誌Lloyd’s Listが発表した2026年版の「世界コンテナ取扱量トップ100港」で、ベトナムのホーチミン市港(カットライ港)、ハイフォン港、カイメップ港の3港がそろってランクインした。ハイフォン港は前年から3ランク上昇して26位となり、ベトナムの港湾が世界のサプライチェーンにおける存在感を一段と高めている。

世界のコンテナ取扱量は6.3%増

2026年版ランキングによると、世界トップ100港のコンテナ取扱量は前年比6.3%増の7億9,220万TEUとなった。

地域別ではアジアの港湾が引き続き圧倒的な規模を占めている。

今回のランキングでLloyd’s Listが注目したのは、単純な港湾規模だけではなく、サプライチェーンの変動に対する「強靭性(レジリエンス)」である。

世界的な地政学リスクが高まる中、生産拠点の中国からの移転が進んでいるほか、海上輸送ルートも変化している。こうした動きがアジア域内の物流網や主要港の取扱量、ランキングにも影響を与えている。

ハイフォン港が世界26位に上昇

ベトナム勢では、ハイフォン港の順位上昇が目立った。

2026年版でハイフォン港は世界26位となり、前回から3ランク上昇した。

背景には、ベトナム北部へのハイテク分野を中心とするFDI(外国直接投資)の流入が続いていることに加え、深水港であるラックフェン港の効率的な運用がある。

北部では電子機器などの製造拠点が集積しており、輸出入貨物の増加が港湾取扱量を押し上げる要因となっている。

ホーチミン市港は国内最大の物流拠点

ホーチミン市港は世界23位となった。

南部の経済圏を支える国内最大の物流拠点として、活発な貿易活動を背景に安定したコンテナ取扱量を維持している。

ホーチミン市を中心とする南部経済圏には、多数の製造業や輸出関連企業が集積しており、同港はベトナム南部の国際物流を支える重要なインフラとなっている。

カイメップ港は世界31位

カイメップ港は世界31位に入った。

同港はベトナムを代表する深水港の一つであり、米国東海岸・西海岸や欧州と直接結ぶ国際航路に対応できる点が強みである。

大型コンテナ船が寄港できる深水港として、ベトナムと世界の主要市場を直接結ぶ物流拠点としての役割を担っている。

3港が6年連続で世界トップ100入り

ホーチミン市港、ハイフォン港、カイメップ港の3港がそろって世界トップ100に入るのは、2021年のランキング以降、6年連続となる。

これは、ベトナムの港湾インフラが単に国内の輸出入を処理するだけでなく、世界的なサプライチェーンの中で継続的に一定の存在感を維持していることを示すものだ。

特に、中国からベトナムを含むアジア域内への生産拠点移転が進む中、北部のハイフォン港と南部のホーチミン市港・カイメップ港という複数の物流拠点を持つことは、ベトナムにとって大きな強みとなる。

世界のサプライチェーンが地政学的リスクや生産拠点の分散によって再編される中、ベトナムの港湾網は今後も製造業の集積と輸出拡大を支える重要な基盤となりそうである。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN

【ACCESS 独自取材】
ベトナムビジネスの深掘り特集

現場の一次情報から、市場の核心に迫る。
週刊ACCESSが厳選した独自コンテンツ。

最新の特集記事一覧を見る >