ベトナムのトー・ラム書記長兼国家主席は9月20日、米国ニューヨークに到着した。ベトナム政府高官らで構成する代表団を率い、第81回国連総会のハイレベル討論への出席や、米国との二国間外交を行う。
今回の訪米では、国連を舞台とした多国間外交に加え、米国との戦略的な関係をさらに深めることが主要なテーマとなる。
トー・ラム書記長兼国家主席、ニューヨークに到着
現地時間9月20日18時25分(ベトナム時間21日朝)、トー・ラム書記長兼国家主席を乗せた専用機がニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に到着した。
空港では、駐米ベトナム大使のグエン・クオック・ズン氏、ベトナムの国連常駐代表部大使のドー・フン・ベト氏をはじめ、在米ベトナム大使館や国連代表部の関係者が代表団を出迎えた。
今回の訪米では、国連総会のハイレベル討論への参加に加え、米国側との二国間協議なども予定されている。
国連総会で多国間協力を訴える
トー・ラム国家主席は第81回国連総会のハイレベル討論に出席し、演説を行う予定である。
ベトナムと国連は、ベトナムの独立闘争期から現在まで長期的な関係を築いてきた。ベトナム側は現在、国連における多国間協力や国際法の尊重を重視し、国際社会における役割を拡大している。
今回の国連総会への参加は、ベトナムと国連が外交関係樹立50周年を迎える時期とも重なる。
トー・ラム国家主席は演説を通じて、ベトナムが40年間進めてきた「ドイモイ(刷新)」の経験を紹介するとともに、国際社会が直面する共通課題についてベトナム側の考えを示すとみられる。
気候変動や先端技術などを議論
国連総会では、ハイレベル討論に加え、開発する権利、気候変動と公正な移行、海面上昇、パンデミックへの対応、核軍縮などをテーマとする複数の関連行事が予定されている。
これらはいずれも、国際社会の平和や安全保障、経済発展、国民生活に直接関わる問題である。
ベトナムにとっても、気候変動による海面上昇は重要な課題の一つであり、特にメコンデルタを抱える同国にとって、気候変動への対応は経済・社会政策とも密接に関係する。
また、将来の基幹技術の管理や持続可能な発展についても、国際社会に対して具体的な取り組みを提案する方針である。
米国との戦略的関係も協議へ
今回の訪米では、国連外交だけでなく、米国との二国間関係も重要なテーマとなる。
ベトナムと米国は現在、包括的な戦略的パートナーシップの枠組みの下で関係を発展させている。
トー・ラム国家主席の米国滞在中には、両国首脳・政府関係者による接触を通じて、二国間関係に関わる中長期的な課題について意見交換が行われる予定である。
ベトナム側は今回の訪米を通じて、両国間の相互理解をさらに深めるとともに、ベトナムと米国の関係に対する米国内の各方面からの理解と支持を広げたい考えである。
国際社会での存在感を高めるベトナム
今回の訪米は、ベトナムにとって国連を舞台とする多国間外交と、米国との二国間外交を同時に進める機会となる。
ベトナムは経済成長だけでなく、国際的な外交関係の拡大にも力を入れており、国連や主要国との協力を通じて国際社会における役割を強めている。
今回の国連総会での演説や米国側との協議で、ベトナムがどのような外交方針や国際協力の具体策を示すのかが注目される。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN





























