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ベトナム中部高原ザーライ省でデング熱9,000人超、1人死亡 感染拡大続く

デング熱完成予防のために殺虫剤を散布するザーライ省保健局の職員
(C)THANH NIEN

ベトナム中部高原のザーライ省で、デング熱の感染が急拡大している。省保健局によると、2026年初めから10月25日までに確認された患者は9,000人を超え、感染者が発生した流行地点は450カ所に達した。死者も1人確認されており、保健当局は蚊の発生源対策や住民への注意喚起を強化している。

2026年の患者数、前年より6,000人以上増加

ザーライ省保健局は10月25日、同省内の複数の地域でデング熱の流行が広がっていると明らかにした。

地域別では、プレイクで107人、クロンパーで92人、チュープロンで73人、チューセーで53人、ダックドアで43人、ホアイアンで33人の患者が確認されている。

直近の1週間だけでも新たに17カ所で流行が確認され、数百人の患者が発生した。年初からの流行地点は計450カ所、患者数は9,000人超に上り、2025年の同時期と比べて6,000人以上増加している。

長雨と高湿度が蚊の繁殖を促進

ザーライ省の保健当局は、各地で雨の多い湿潤な天候が長く続いていることが、デング熱を媒介する蚊の繁殖に適した環境を生み出していると説明する。こうした気象条件が感染リスクを高め、患者の増加が長期化する一因となっている。

デング熱は、ウイルスを保有する蚊に刺されることで感染する。蚊の繁殖場所が増えると、地域内で感染が広がるリスクも高まるため、発生源を減らす取り組みが重要となる。

当局、殺虫剤の散布や蚊の幼虫駆除を強化

ザーライ省疾病管理センターは各地域と連携し、殺虫剤の散布やボウフラなど蚊の幼虫の駆除、周辺環境の一斉清掃といった対策を進めている。

保健当局は住民に対しても、不要な水たまりや水の入った容器をなくし、生活用水をためる容器にはふたをするよう呼びかけている。また、住宅周辺を定期的に清掃し、蚊の幼虫が発生する場所を取り除くことも求めている。

発熱などの症状があれば医療機関へ

当局は、デング熱が疑われる症状が現れた場合、速やかに医療機関を受診し、診察や経過観察、治療を受けるよう注意を促している。自己判断で自宅療養を続けると、重い合併症につながるおそれがあるためだ。

前年同期を大幅に上回る患者が確認されるなか、地域ぐるみで蚊の繁殖を防ぐとともに、症状がある場合に早期に医療機関を受診することが重要となっている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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