ベトナム南部のドンソアイIII工業団地にある企業で、外国人91人が労働許可証などを取得せずに就労していたことが分かった。ドンナイ市公安の出入国管理部門が10月25日に明らかにした。企業は外国人の入国や滞在に関する手続きを支援していたものの、法令で定められた責任を適切に果たしていなかったとされ、当局は企業と関係者の行政違反として処理するための手続きを進めている。
外国人91人、90日超の就労で必要書類なし
当局によると、出入国管理部門は関係部署と合同で、ビンフック街区にあるドンソアイIII工業団地内の企業を検査した。
その結果、同社では外国人の入国、出国、滞在に関する招へい・保証手続きを行う一方、法令で定められた義務を適切に履行していなかったことが判明した。
さらに、同社で90日を超えて働いていた外国人91人について、労働許可証、または労働許可証の取得対象外であることを証明する書類が確認できなかった。当局は、同社が法的要件を満たしていない外国人を雇用していたと指摘している。
検査チームは、企業と関係者に対する行政処分に向け、違反に関する記録を作成した。
外国人雇用には労働許可の確認が必要
ドンナイ市公安の出入国管理部門は、必要な法的条件を満たさない外国人の雇用は、企業が処罰を受けるリスクを招くだけでなく、労働管理秩序を損ない、治安上の問題につながる恐れもあると警告している。
同部門は企業に対し、外国人従業員全員の法的書類を自主的に点検し、労働許可証を取得済みであるか、または許可証の取得対象外であることを証明する書類が整っていることを確認したうえで就労させるよう呼びかけた。
また、外国人を招へい・保証し、管理する企業側の責任を適切に果たすことも求めている。外国人従業員の退職や雇用契約の終了、滞在状況の変更が生じた場合には、速やかに関係当局へ通知し、関連書類についても法令に従って処理する必要がある。
今回の事案は、外国人を雇用する企業にとって、労働許可の有無だけでなく、在留・雇用状況の変更に伴う手続きや、招へい・保証に関する義務を継続的に管理することの重要性を示している。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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