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【教育】100万人以上の子供達が学校に戻る

(C) TUOI TRE

2月14日、ホーチミン市の幼稚園から小学6年生までの100万人以上の子供たちが、9か月ぶりに学校での授業に参加した。登校再開の初日は、特別な日となり教師と生徒がようやく対面することになった。

「お母さんは、今日は新学期の初日ではなくて、直接学校に通える最初の日だといいました。でも私は、新学期の初日と同じくらい嬉しいです。」とホーチミン市1区のグエン・ビン・キエム小学校に通うミントゥーちゃんは、登校再開初日に話してくれた。

本当の生徒になった

ミントゥーちゃんの母親であるゴック・ハーさんは、「子供に制服を買ってあげた日から、うちの子供は興奮して、これで小学1年生になれた?学校に行ける?と聞いてきました。投稿初日の午後に学校へ子供を迎えに行くと、嬉しそうに学校でステージに上がって写真を撮ったり、プレゼントをもらった話をしてくれました。子供の楽しそうな様子を見て、私も嬉しくなりました。」と話してくれた。

ホーチミン市11区のフンフーン小学校では、2月14日の朝、集合時間より前に多くの1年生の子供たちが校門の前に集まっていた。小学1年生のチー・アイン君の母親であるクエ・フーンさんは、「今日から学校に行けるので、子供は早起きしてきて、早く学校に行こうとせがまれました。集合時間は8時半でしたが、私たちが学校についたのは7時半でしたよ。」と話す。

クエ・フーンさんが「一旦お家に帰って、また戻ってきましょう。」と伝えたが、チーアイン君は学校が開くまで待つと言い張った。「今日が学校に来れた最初の日で、まだ先生や友達に会ったことがありません。学校に行くのが大好きです。」とチー・アイン君は教えてくれた。チー・アイン君だけでなく、多くの小学1年生の子供たちが早い時間から学校に到着し、時間になると両親に挨拶してから、手を消毒して学校の中に入って行った。

一方、市内の幼稚園でも保護者が子供たちを連れて登園していた。感染防止対策のため、ほとんどの幼稚園が園庭での開園式をおこなわず、発表会も実施されなかった。子供たちは体温を測られ、手を洗って消毒してからクラスの中に入り、教員や友達とゲームをおこなった。

感染には注意が必要

このようなある種の興奮状態の中で、学校側は生徒の安全を守るために感染防止対策を忘れるわけにはいかない。11区の幼稚園では、子供たちは3か所の入り口から登園する。年少組は、先生が外まで出てきて子供たちに名札を付けてあげた。年中組では、保護者が子供たちを連れて教室まで行き、名札を受け取った。

「感染が長引いたことで、先生たちは、子供たちと直接顔を合わせることができませんでした。今回の登園時にも、保護者、教員、子供たちみんながマスクをつけており、顔がわかりにくくなりました。そこで、子供たちの送迎時に間違いが起きないように保護者の皆さんにも名札を配ることにしました。2週間ほどたって、教員、子供たち、保護者がお互いに慣れてくれば、名札は外しますが、お迎えは、校門までではなく、教室まで来てもらいます。」とグエン・ゴック・フーン園長は話す。

1区のベーゴアン幼稚園のグエン・ティ・ミー・フーン園長は「学校再開の最初の週は、子供たちは教室内か教室の前の庭でだけ遊べるようにします。教員たちが子供たちの活動範囲を区切って制限します。子供たちの給食やお昼寝については、保健省の規定に基づいて、子供たちの距離を1m以上離すなど厳格な計画を立てています。」と話す。

ビンタイン区のグエンディンチィエウ小学校でも、登校が再開される前に教師たちは生徒に対して5Kルールを忘れないよう注意喚起した。また、2月14日の朝には、生徒全員が校庭に集まって、COVID-19の感染防止対策に関する動画を視聴した。「小学生には何度も何度も繰り返し指導しなければ5Kルールは身につかないと思います。」とある1年生のクラス担任は話す。

出典:15/02/2022 TUOI TRE
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作