ベトナム中部高原のダラット市で10月6日、大雨の後に増水した川をトラックで渡ろうとして車両が濁流に流される事故が発生した。トラックに乗っていた3人はいずれも救助されたが、事故現場では2024年にも同様の事故で死者が出ている。
増水した渡渉地点でトラックが流される
事故は10月6日午後、ラムドン省ダラット市スアントゥーン街区スアンタイン地区のバタムヒエップ川の渡渉地点で発生した。
大雨の後、トラックが増水した川を渡ろうとしたところ、突然、強い水流に流された。車内にいた3人も車両とともに濁流に巻き込まれた。
住民が撮影した映像には、濁流に流されるトラックと、車両から脱出しようとする人々の姿が映っている。
3人はトラックから脱出したものの、うち1人はその後、川の水流に流された。しかし、現場にいた住民が救助し、岸まで引き上げた。
3人はいずれも無事であった。
通報を受けたスアントゥーン街区当局は、救助隊を現場に派遣し、事故に遭った人々を岸へ搬送するとともに、流されたトラックの救出活動を行った。
同じ場所で2024年にも死亡事故
今回の事故現場となったバタムヒエップの渡渉地点では、過去にも同様の事故が起きている。
2024年10月2日午後、当時ダラット市11街区に住んでいた31歳の男性がトラックを運転して増水した川を渡ろうとしたところ、車両ごと濁流に流された。
トラックは約20メートル流された後に引っ掛かったものの、男性は行方不明となった。
翌3日朝、救助隊が男性の遺体を発見した。発見場所はハンコップ滝の下流で、コン川との合流付近に位置し、事故現場から約20km離れていた。
大雨後の渡渉地点に潜む危険
今回と2024年の事故はいずれも、同じ渡渉地点で大雨による増水時に発生している。
普段は通行できる場所でも、大雨の後には水量や流速が急激に増し、車両が流される危険がある。
雨季には冠水した道路や水の流れが強い場所を無理に通行せず、増水時の渡渉地点には近づかないなど、十分な注意が必要である。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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